国枝昌樹のレビュー一覧

  • イスラム国の正体
    イスラム国に対して、湧き起こる疑問に次々と答えてくれる良書だった。平和を守ることの重要さ,難しさを改めて考えさせられた。
  • イスラム国の正体
    著者の深い知識に感動した。
    著者は外交官などとして、海外金部をずっとしてきた人。
    仕事を通してこれだけの知識と考えを身につけたのだとしたら、やっぱり仕事っていいなと思う。私も仕事を通して何かのプロになっていきたいし、外国に住んでみたいな。

    中東やイスラム教、ヨーロッパを含む世界史を全然知らなかった...続きを読む
  • イスラム国の正体
    イスラム国関連の本 2冊目
    書かれている内容は非常に分かりやすかった。
    基礎知識としてこの本を一冊読んでおけば、良いと感じた。少し興味を持った人にはこの本をオススメしたい。
  • イスラム国の正体
    中東問題は複雑で理解し辛いが、筆者がわかりやすく説明してくれている。イスラム国が今の領土を確保できた理由、サウジアラビアの狙い、トルコの不気味な存在感など初めて知る内容が多かった。
  • イスラム国の正体
    日本人があまり知りえないイスラム国について記述した一冊。

    イスラム国やその周辺国の事情について知ることができた。
  • イスラム国の正体
     読んでいるうちに事態は動いて、「イスラム国」による日本人人質事件は人質の殺害に終わってしまったようだ。安倍首相は「テロリストたちを許さない」「この罪を償わせるために国際社会と連携してやっていく」とコメントしたが、許さないくらいなら私にもできる。勇ましいことを言っても日本は武力を行使できないのだから...続きを読む
  • イスラム国の正体
    長く中東で外交官として務めた人物による、イスラム国とその地政学的解説も交えた書。
    単に「イスラム国」と名乗る過激派だけにとどまらず、それらを生み出した近代史的経緯、イスラムにおける価値観の相違、欧米、周辺各国の思惑と広範にわたりわかりやすく説明されている。
    視線はイデオロギーを廃した中立的なものと感...続きを読む
  • イスラム国の正体
    結局は石油をめぐって欧米がアラブ世界を非イスラム教の論理で翻弄してきた歪みが、イスラム国を生んだということだろうか。

    アラブ世界の中にも、覇権のために欧米を使用してきた側面もあるだろう。その結果、金、武器、敵対関係が複雑に絡み合って落とし所が見えてこない。

    アラブ世界では欧米の民主主義は通用しな...続きを読む
  • イスラム国の正体
    日本人ジャーナリスト誘拐・殺害事件を受けて、やはり、「イスラム国(IS)」知ろうと思いました。
    いくつか、似たような本が出ている中で、国枝さんのを最初の一冊に選んだ理由はプロフィールです。

    <引用>
    一橋大学卒業後、外務省入省。
    1978年在エジプト日本国大使館一等書記官、
    1989年在イラク日本...続きを読む
  • イスラム国の正体
    イスラム国による日本人拉致、殺害があり、自分は何もできないけれど今何が起こっているのかを知りたいと思い読みました。イスラム国だけでなく、イスラム教や中東問題、イスラム過激派をわかりやすく解説しています。私の知識不足で難しく感じ、再読が必要と思いますが,それでも以前よりは新聞やテレビのイスラム国関連の...続きを読む
  • イスラム国の正体
    イスラム国入門として読んでいるが、わかりやすく初めて読む人にはオススメできる一冊。

    今後また他のイスラム国関連の本と合わせて読んでみたいと思っている。
  • イスラム国の正体
    イスラム国の背景、現状、展望、そして筆者の見解がわかりやすく示されていて読みやすかったしとてもいい入門書。
  • イスラム国の正体
    イスラミックステートとイスラム教徒は別物。アメリカ人、イギリス人の若者も多く参加している。彼ら自身もこれが正しいと考え、正義だと思っている。彼らの組織をつぶしても、また別の組織が出てくるのだろうな。
  • イスラム国の正体
    イスラム国の案内書.歴史とか成り立ち,現状,これからの展望など分かりやすく書かれている.だけど,書かれてから3年近く経ち,テロはますます盛んになっている.一筋縄ではいかないアラブ民族,予測も何もあったもんじゃない.
  • イスラム国の正体
    ほんの1年前に出版された本だけど、もう100円コーナーに並んでいた。
    こういう本は、注目が集まったときにサッと売ってしまおうと言う魂胆で書かれているから、旬が過ぎたら見向きもされない。
    著者は、元外交官で中東での駐在経験も長いので、現地の空気を良く知っている。
    ほんの表面を撫でたような内容だったけれ...続きを読む
  • イスラム国の正体
    ごく普通の解説本。元外交官ということでマスコミや中東研究者とは異なる解説を期待したのだが、そうした要素はあまりない。あと各項ごとの関連性が薄くて、本として統一感がないような気がする。今後も「イスラム国」関連の本が続々出版されるであろう状況を考えると、あえて本書を手に取るメリットはない。ということで、...続きを読む
  • イスラム国の正体
    アラブ社会に10年住んだ経験から、急速に拡大するイスラム国の組織や資金、首切りの理由、世界中の若者たちを惹き付ける理由、過激派の系譜など、背景を説明する。

    戦国時代のメンタリティに、現代の最新技術。