ハワード・フィリップス・ラヴクラフトのレビュー一覧
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3章あるのですが、章ごとにマンガパートと解説パートいう構成になっています。
マンガはクトゥルフの呼び声をわかりやすくマンガにしてあり、小説を読んで「?」だった場合、このマンガを読んでから小説を読むのもアリだなと感じました。
解説パートは作者H・P・ラヴクラフトのマニアックな解説が長々と掲載され
...続きを読むていて、「へぇー」といいながら読めました。
解説付きのマンガの割には、情報もコア過ぎて、意外とクトゥルフ神話の入門書としては向いていないのかも知れないと感じました。
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クトゥルフってなんなんだ!?
そんな時に間違いなく、一番わかりやすいのは漫画でしょうね。漫画ゆえに半減する恐怖感などもあるかもしれません。原作小説の雰囲気は損なわれる面もあるかもしれません。
でも興味を持ったはいいけれど…一体クトゥルフ神話って?クトゥルフって?と悩ましいのも事実。この本を読めばクト
...続きを読むゥルフ神話ってこういうやつなんだ。クトゥルフってこういうものなんだ!と、単純明快にわかるのではないでしょうか?
一冊のお値段がややお高いことだけが玉に瑕ですが、漫画故のとっつきやすさと要所要所に入るクトゥルフ解説の二段構えを思えば、入門の入門にはうってつけではないでしょうか?
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ラブクラフト作品の漫画化。三作品を収録。作画はお世辞にも上手と言えないというか、はっきり言って下手なのだが ラブクラフトの作品にはこの絵柄が合ってるような気がしてしまう。
解説を読むだけでも、ラブクラフトに自分が詳しくなったような気がする。
作画、解説とも ラブクラフトが好きなんだろうな、この
...続きを読む人たち、という気がする。
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マンガ版クトゥルフ・シリーズも、最初は、イマイチだったけど、だんだと結構、楽しくなってきた。
そして、「狂気の山脈」は、好きな話です。
しかし、最後なにがおこったかは、マンガでは表現しにくいですよねぇ。まあ、小説でも、メチャクチャといえばメチャクチャだし。
そこは、絵がない方が、こわい感じがする
...続きを読むのかも。
でも、こわいと思いながら、古のものって、けっこう愛嬌あると思います。なんのこっちゃ。
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6月の「クトゥルフの呼び声」に続き、この9月には「インスマウスの影」、「狂気の山脈」と代表的傑作がコミック化。
信者はもちろんマストですけど、クトゥルー神話大系に興味がおありとか、夜の悪夢でどうにもナニモノかに呼ばれるとか、どうも先祖がアーカム出身らしいとか、新居の部屋の隅あの壁の角度が!角度
...続きを読むが!とか、古本屋さんで人革で装幀された生きた本を買ってしまったとか、いや、そんな!あの手は何だ!窓に!窓に!とか…
そんな、入門の方にも是非オススメです。ビジュアライズされると取っ付き易いですし。今作は漫画だけでなく、森瀬繚先生による解説のテキストも非常に充実しております。読み応え有り!です。
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たぶん、コレ、小説読む前からネタとして知っていたんだと思います。有名だしね。
子ども時代に、映画とかで、コレそのものでなくても、似たようなものを見ていておかしくないとおもうんです。
で、コレの原作を読んだ時に、その知ってることを、デジャブみたいに感じて、よけいに怖かった思い出があります。
そして
...続きを読む、マンガで読んで、この話のオチと「アウトサイダー」のオチが同じことにはじめて気づきました。
あぁ、そういう話だったのか。
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いや〜原作ではさっぱりだったんだけど、マンガだとサクサクと理解するね。分かったところで原作を読むか。
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クトゥルフとか良く知らないけど、ワルプルギスの夜が出てきて胸が熱くなった。そうか、元ネタはここだったのか。
マンガのほうはストーリーとかもよくわからなくて、深淵に触れてしまった者の恐怖と狂気を扱っているんだなというイメージくらいしか印象にないので★3くらいなんだけど、解説が詳しくて分かりやすいので良
...続きを読むかったから★4です。
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ラヴクラフトとの出会いは、「ダゴン」だったなと。あのボートでポツンと漂流して、汚泥の島にたどり着く件は、いまでもイメージとして濃く残っている。
このマンガはかなり濃い内容となっている。
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今年最初に読んだのは、これに掲載されているアーサー・C・クラークの小説「陰気な山脈にて」。
しかも「狂気の山脈にて」映画化決定とか期待せずにはいられない。
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どうせ邦訳はされねーんだべっ!とか思ってたのに来そうだな、「狂気の山脈」映画。しかも監督デルトロ!?その上ジェームズ・キャメロンとか3Dで大作化フラグと見てええんか!?
狂気の山脈、コミカライズ。
実は原作未読(傑作選に何故か入ってないんだもの・・)だったのでかなりワクテカで読んでた。冒険譚的な面
...続きを読む白さって貴重だなぁ。
第一弾「クトゥルフの呼び声」に続いて宮崎陽介さんが漫画書いてるのだけど相変わらず背景が残念。と思ってたら段々味が出てきた気がする。南極入ってからの狂気的な山脈群や海百合状生物が作った都市の描写、特にショゴスの捕食壁画はSAN値減ったと言わざるをえない。
解説はまだ未読なので置いとくとして、アーサー・C・クラークのパロディ小説「陰気な山脈にて」が翻訳されて巻末に載ってる。なにやってんのこの大御所。クトゥルーとかの花形神格はそれこそ信者いっぱいでウハウハだけど、マイナー神格は信者獲得に大変なんですよって話と受け取った。馬鹿じゃないのw大好きだw
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ゴゴゴゴゴ
インスマウスの影、コミカライズ。
絵柄がもろにジョジョっぽくて逆に面白い。逆ってなんだ。
ただ、荒木風の絵って時点でジョジョ読んでる人は新手のスタンド使いが出てきたような怖さ(不気味さの方が近いか)を無条件で感じるんじゃなかろうか。インスマス顔や主人公の「探索者顔(好奇心強そうで、ヒマ
...続きを読むを持て余してそうな顔の意)」も結構雰囲気出ててアリなのでクトゥルーの呼び声の人よかこの作者さんの方がいいと思う。
今回も半分は森瀬遼さんの解説文が載っててニワカ蛸脳患者としてはためになります。ラブやんの言う「宇宙的恐怖」の定義に関しての解説は目から鱗。
言われてみれば、神話的なクリーチャーって「知る」ことが困難な生き物だよなぁと思った。ミス大まで行って脳が焼ける書物を読む以外にあんまり対処法を知る手段がないもの。
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「クトゥルフの呼び声」+作家紹介。
この作家紹介が、気鋭の作家・森瀬繚によって行われているのが見どころ。
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クトゥルー神話として明確に形になる前のラブクラフトの神話っぽい話の詰め合わせマンガ。
まあ、ラヴクラフトには、「夢の国」という便利なものがあるから、全作品をごっちゃ煮にしても大丈夫かな。
お互いに、矛盾したりしているところも、人間には理解し切れていない部分ということで、大丈夫だし。
このゆるさ
...続きを読むが魅力でもあるのだと思います。
シャーロック・ホームズまで飲み込んでしまう、深さが好きです。
そして、実はこの時期のラヴクラフトの作品って、雰囲気がいいですよねぇ。
しかし、今気づいたけど、PHPって、宗教団体だったよなぁ。いいのか、こんなの出してて(笑)
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副題の「血族」って、なんだよ~って感じですが。
しかし、ヨグ・ソトースの落とし子よりも、ゴースト・バスターズの面々のほうが、怖いです。
うーん、人間に勝る恐怖はないのかも。
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1900年代初頭に活躍した作家、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトとその一派が創作した「クトゥルフ神話」をマンガ化した作品。
マンガだけでなく、重厚な解説文が含まれており、この神話がどれほど現代に影響を与えたかが紹介されている。
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漫画3割、解説7割みたいな作品。
小説より漫画で育った「クトゥルフとかラヴクラフトとか、なんとなく気になってたけど小説読むのめんどい・・・」な人に勧めたい解説書。
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マンガで、これが出るとは……。とかいいつつ、マンガは、解説のおまけみたいな本です。
解説は、けっこうまとまっています。ダーレスについて、ちゃんと評価してある本って、珍しいかも。
日本でも、海外でも、多分、マニアって、知れば知るほど原理主義的になっていっちゃうんじゃないかと思うんですよね。でも、ダー
...続きを読むレスあってのクトゥルー神話なんだと思います。
日本じゃ、栗本 薫。って、それこそ、全然、クトゥルーって、名前だけなんですけどね。
でも、1000円は、高い。
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前作〜クトゥルフの呼び声が売れたんだろうねぇ。
これを題材にした、その後の狂気の山脈〜朝松健バージョンも面白いね。
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