杉坂圭介のレビュー一覧

  • 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 飛田で生きる
    自分が生きる世界とまったく違う世界で生きる人たちのことを知ることは大事。できることなら本でなく、実体験として。
    知らずに否定するなんてことはしてはいけない。


    飛田に救われ、この街を必要とする女の子たちも多くいるのだ。


    とにかく美人な子よりも、笑顔がかわいく愛嬌のある子が多くのお客さんを「上げ...続きを読む
  • 飛田の子 遊郭の街に働く女たちの人生
    用もないのに興味本位でフラフラ歩いてはいけないというような意識があるので飛田周辺にはなかなか行けないので、本で読むだけでも面白い。そのへんの風俗とは、なんか、違う気がする、その違う気て何やろな、と知りたくて、もっと読みたい。
  • 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 飛田で生きる
    むっちゃ面白い。具体的な数字にリアルなエピソード。本当に親方をやっていたからこそ書ける本だと思う。続編も読んでみよー
  • 飛田の子 遊郭の街に働く女たちの人生
    前作より一層女の子だけに焦点を当てた内容。あっという間に読んでしまった。色んな子が居て色んな人生があるなぁ。個々がドラマのような経験してきてるのもあるし、やはり同性が競う職業というのもあってか、とにかくしょっちゅうトラブル!ドラマよりドラマティック!飛田にずっといることは(青春〜年金までのレールに乗...続きを読む
  • 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 飛田で生きる
    「さいごの色街 飛田」とは違い、元親方の書いたもの。より真に迫った、本当のことが沢山書いてあったと思う。特に料亭の中での女の子の内情については、こちらの方が詳しかった。サラッと書いてあるけれど、親方もなかなか汚いことをしているなぁ。でもそれ以上に女の子は強い、したたか。最後のミズホの啖呵が切なかった...続きを読む
  • 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 飛田で生きる
    実際に親方として経営をしていた方が書いた本

    勝手な想像で親方業はほとんど何もしなくても儲かりそうと思っていたが、本書を読んだことで思った以上に精神的にしんどそうだなと思った。

    オバちゃんとお店の子が共謀してお店のお金を持ち逃げしたり
    オバちゃんが贔屓をしたせいで看板の稼ぎ頭が辞めてしまったり
    ...続きを読む
  • 飛田をめざす者 「爆買い」来襲と一〇〇年の計
    この本を書店の店頭で見かけ、飛田新地と増加する中国人観光客というテーマに惹かれ購入。シークレットな部分の多い街なだけに、こうした内部の人によるルポは貴重だと思う。飛田新地の料亭の経営に関して具体的な金額を含めて記されているのは興味深い。
  • 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 飛田で生きる
    この業界は世間体ネガティブなイメージがある。内側の世界に興味あっても中々踏み込みにくい。
    でも、この本読むと、その世界が垣間見れる。働く事情は様々だけどどんな仕事であれ、働く人は生活のためにみんな必死。ネガティブなイメージを持たれやすい業界だけど実情を知るとまた見方が変わりますね。
  • 飛田の子 遊郭の街に働く女たちの人生
    家の近くに大きなお茶屋さんの跡があり、そこから飛田に興味をもった。こういう世界もあるんだなぁ。みんな必死で生きてるんだなぁ。女性の私には実際に飛田に出向いて体験するわけにもいかないので、もっと本を読んでこの世界のことを知りたいと思った。
  • 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 飛田で生きる
    著者の杉坂圭介氏は、30歳を少し過ぎた頃にリストラに遭い、深夜のファミレスでアルバイトをしながら就職活動。そんなとき、高校時代の不良先輩から何年かぶりに連絡があります。どこで聞きつけたのか、杉坂氏のお父様が亡くなって、保険金数千万円を杉坂氏が受け取ったことを先輩は知っていました。それを元手に遊郭のオ...続きを読む
  • 飛田をめざす者 「爆買い」来襲と一〇〇年の計
    著者の飛田シリーズ第三弾。今回は飛田から引退していた著者が「料亭」の共同管理者として復活し、また引退するまでの模様を描いている。

    今回の話の中心は、売り上げが落ち込んでいる飛田を外国人観光客(主として中国人)を取り込むことによって上向きにできないかと著者があれこれ模索するところである。
    あと、元国...続きを読む
  • 飛田の子 遊郭の街に働く女たちの人生
    再読。
    「飛田に生きる」に続き再読。
    良いエピソードばかり取り上げているとは思うが、面白かった。


    2016.7.11
    「飛田に生きる」の続編。
    飛田で働く女の子たちに焦点をあてたもの。
    読みやすく興味深かった。
    (電子書籍 BookLive)
  • 飛田の子 遊郭の街に働く女たちの人生
    飛田で生きるがよかったので、続きを手に取った
    この本を書かれてからまた世の中はめまぐるしく変わったと思う

    写真を撮るという行為がより身近になってしまった
    飛田の現状はどうなのだろうか

    女性同士の諍いは飛田でも他の職種でも変わらないなと思った
    子を産んだ人と子を産めない人の壁は除かれることはないの...続きを読む
  • 飛田をめざす者 「爆買い」来襲と一〇〇年の計
    中々興味深い。

    筆者は意図していないのかもしれないが、経済学や経営目線で飛田という風俗街を切り取っていて面白い。
    著名な学者や教授と組んで、風俗経営を真面目に書いたらもっと面白いと思う。単純な経営では〜という策を取るのが定石、しかし飛田の伝統では〜。なんて面白そう。本書では単純なルポになってるので...続きを読む
  • 飛田をめざす者 「爆買い」来襲と一〇〇年の計
    善悪は表面に見えていることだけで判断できないんやと。生きるって難しいし、楽しいわけがない。でもいいんやって、みんな一生懸命生きている。

    そんなこんなでなにわの街には色んなこと、もの、ひとが凝縮されている。
  • 飛田の子 遊郭の街に働く女たちの人生
    知らない世界があってそこで頑張っている人もいました。警察、組合などとのルールなどトラブルがおきないようなしきたりがあって成立していることが分かりました
  • 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 飛田で生きる
    中の人の、それも使用者側からのエッセイというだけで
    ちょっと希少価値はある。

    中身はそんなにセンセーショナルではないし、
    目を引くところはなかった。
    しかしそれは率直な記述であろうと
    著者が配慮した結果ではあるだろう。

    特にこの手の事業を立ち上げた人のエッセイには
    「自分はこの件に関して一通り見...続きを読む