与謝野晶子のレビュー一覧

  • 与謝野晶子の源氏物語 上 光源氏の栄華
    言い回しが多少古いので,現代語訳だと思わない方が無難.
    物語というよりも,歴史書として読んだ方が楽しめそう.

    機会があれば違う人の訳も読んでみたい.
  • 与謝野晶子の源氏物語 上 光源氏の栄華
    源氏物語を全部読んだことってありますか?
    全部で54帖ある長い物語です。これを聞くと多くの人は有名なところだけ、とか途中で挫折、と思うのでは?
    多くの人は12帖目「須磨」で挫折するから「須磨がえり」と言うそうです。
    この本も、上中下の3巻からなるので長く感じます。でも、光源氏の生涯、恋を綴る物語どれ...続きを読む
  • 与謝野晶子の源氏物語 下 宇治の姫君たち
    源氏物語 復習

    「早蕨」から「夢の浮橋」

    第五十四帖「夢の浮橋」最終帖。
    物語は、光源氏の息子(実は柏木の子)が、見失っていた浮舟を見つけ、再び復縁を所望するが、浮舟は、これを拒む。といった、情景的にも中途半端に終焉を迎える。
    恣意的に、この世は同じ様な事象の繰り返しといったことを表現している。...続きを読む
  • 与謝野晶子の源氏物語 中 六条院の四季
    源氏物語 復習

    「藤袴」から「総角」

    光源氏の栄華の極みから、息子達の登場となる。
    葵上との息子、夕霧。真面目で勤勉、頼れる息子なのだ。そして、三宮との息子、薫。薫は、柏木という夕霧の友人との不義の子供。そして、孫の匂宮。
    彼らが、世代交代して、物語を盛り上げていく。
    全員イケメン設定。いつの時...続きを読む
  • 与謝野晶子の源氏物語 上 光源氏の栄華
    源氏物語復習

    第一帖 桐壺 から 第二十九帖 行幸 まで
    箒木三帖 箒木・空蝉・夕顔
    玉鬘十帖 玉鬘から行幸 を含む


    与謝野晶子訳は、意訳ということですが、今まで読んだ源氏物語の中で、一番すっきりした感じ。
    各帖の光源氏のおおよその年齢が、書かれている資料があるが、「桐壺」の出生、「藤裏葉」の...続きを読む
  • 源氏物語 桐壺
    分かりやすくて良かったです。
  • 源氏物語 桐壺

    親しみやすい古典になっています

    古典といえば苦手な人も多いはず。

    難解な古語を解読する必要がなく内容が理解できるので、この本を読んだあとに原典を読めば古典にも親しみがわくと思います。

  • 源氏物語 桐壺

    美しい日本語

    とても綺麗な文だと思いました。それだけでなく、簡潔でわかりやすいです。ただ、和歌の解説(現代語訳)や注解がないので、細かいところまでじっくり読みたい方は物足りないかもしれません。何回も源氏物語を読んでいる人やさらっと読みたい人にはおすすめです。
  • 源氏物語 桐壺

    ネタばれが入りますが、
    あらすじ:帝の寵愛を一身に受けた桐壺の更衣は女御たちの嫉みを買い、幼い皇子(源氏の君)を残して病死してしまいます。帝は悲しみを和らげるため桐壺に生き写しの藤壺を入内させ、源氏の君は美しく成長し元服を迎え、左大臣の娘・葵と結婚するが、苦しいほどに藤壺を慕う源氏の君の心は晴れな...続きを読む
  • 与謝野晶子の源氏物語 下 宇治の姫君たち
    終わったー!長かったなぁ。
    とても中途半端なところで終わりましたが、エンディングも想像つかないしこれでよかったのかな。
    浮舟ちゃん、大変だったけどよかった…。

    恋愛物には本もテレビも普段ほとんど触れないので、こんなに長い期間読み続けたのが新鮮。人間関係って大変やね。もうお腹いっぱいです。

    古典の...続きを読む
  • 源氏物語 桐壺

    源氏物語 桐壺のあらすじ&感想

    ネタばれが入りますが、
    あらすじ:帝の寵愛を一身に受けた桐壺の更衣は女御たちの嫉みを買い、幼い皇子(源氏の君)を残して病死してしまいます。帝は悲しみを和らげるため桐壺に生き写しの藤壺を入内させ、源氏の君は美しく成長し元服を迎え、左大臣の娘・葵と結婚するが、苦しいほどに藤壺を慕う源氏の君の心は晴れ...続きを読む
  • 与謝野晶子の源氏物語 上 光源氏の栄華
    いつかは読んでみようと思っていたのだが、時が来たようだ。

    風流で粋な芸術や物事の話はとても興味深い。色の表現とか、自然のものを使ってていいなぁと思う(撫子色とかさ)古典ならではの雰囲気満載だ。

    そして光源氏は外見も芸術の才能も素晴らしい、もう 眩しいんだよ。
    でもやっていることは、女の人襲いに行...続きを読む
  • 「新新訳源氏物語」あとがき

    うーん…

    可もなく不可もなし。
    与謝野晶子さんが源氏物語を訳していたときのことや、当時の源氏物語の研究の話…
    あまり興味ない話だったので、「ああ、そうなんだ」という感想しか言えない。
  • 愛、理性及び勇気 現代日本のエッセイ
    女性論的なものを読んでいったら、ここにたどりついた。当時の先進的な婦人としての問題意識がありありと書かれている。この時代にくらべればどれだけ良くなっていることか。
  • 与謝野晶子の源氏物語 中 六条院の四季
    光源氏はまぁ少し困ったこともあるおじさんでしたが、やはり才能も美貌も兼ね備えた皆の憧れの存在。亡くなってしまうと、そのあとの物語は少し物足りない気がした。
    お話の途中で死んじゃうなんて知らなかったー!!何も文章のない章があるなんて。行間どころでない文字のないところを読ませるんだなぁ。文芸!
    夕霧の話...続きを読む