保坂直紀のレビュー一覧

  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方
    読んでいたら絶望的な気持ちになる
    でもそれが現実なんだろうな…

    こちらの本、科学的な見解から見たプラスチックのことや、自然界的に見たプラスチックのことなどがきちんと書かれているので、冷静にプラスチックごみについて考えることができるのがよかった。

    煙草のフィルターが実はプラスチックでできていて分解...続きを読む
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方
    「私たちはプラスティックを食べている」
    プラスティックの恩恵を受けて暮らしている私たちは、一体どうしたらいいのだろう。難しい内容かと思いながら手に取りましたが、このモヤモヤを整理して、調べながら書いたという著者に共感しながら読み進められました。
    プラスティックがどのように利用され、処分されているのか...続きを読む
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方
    レジ袋有料化は海洋プラスチック削減にはわずかな効果。しかし、これをきっかけにプラごみを減らそうという意識が高まるといい。しかし、本来減らすはずのプラスチックの代わりの代替プラスチックが増えたり、その分の化石燃料使用増となっては本末転倒。環境問題すべてにおいて共通の課題です。解決したいポイントがあって...続きを読む
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方
    プラスチックごみの現在の姿を知ることの出来る一冊。何が問題で、どうしてらいいのか?7月からのレジ袋の有料化は効果があるのか?その他、サイエンスライターが緊急の報告。
  • 謎解き・津波と波浪の物理 波長と水深のふしぎな関係
    津波と普通の波の違いについて分かりやすく解説している好著だ.深水波と長波の違いを示したp102の図が良い.津波の波長は非常に長く1000㎞に及ぶものもある由.一方津波の速度は水深だけに関連するのは非常に面白い.計算式を敢えて省いて言葉だけの説明に徹しているが,多少は式が出てきても良いと感じた.
  • 地球規模の気象学 大気の大循環から理解する新しい気象学
    中緯度上空を流れる西風が偏西風。高度一万メートルくらいの高いところはジェット気流と呼ばれて強い部分。
    熱帯付近の低緯度には、海上付近で偏東風=貿易風が吹く=北東から南西に向けた風。
    高緯度には貿易風と似た極偏東風が吹く。

    ハドレー循環によって、赤道で上昇した空気が上空でコリオリの力によって北東に流...続きを読む
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方
    ワールドオリエンテーションのために読み終わる。ミッシングプラスチックの話は初めて聞いた。

    プラスチックのリサイクルは、日本は熱を再利用していることで「リサイクル」としていることも。

    まだまだ知らないことだらけです。
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方
    プラスチックの環境問題について、図をたっぷり使い、わかりやすく解説している。複雑な状況が絡んでいて、解決への道のりは遠いが、ひとりひとりの意識改革が求められる。
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方
    レジ袋有料化で話題に挙がる海洋プラスチックについて扱った本。著者は海洋物理学者だが、プラスチックの分布や分類、性質、マイクロプラスチック、生化学プラスチックなど幅広くわかりやすく解説されている。
    特にバイオプラスチックの項目では、名前だけでありがたがってはいけないと実感した。最後の章では環境問題とあ...続きを読む
  • 謎解き・海洋と大気の物理 地球規模でおきる「流れ」のしくみ
    当たり前のようで実は不思議なことは世の中にいくらでもあるが、この本を読むことで少しは疑問が解けた気がします。ブルーバックスは門外漢にもわかるように書かれているので大好きです。
  • 地球規模の気象学 大気の大循環から理解する新しい気象学
    なぜ大気は流れるのか?そのパターン?
    大気は地上から10数キロメートルの平べったい現象 水平方向
     低緯度は南北循環 注高緯度度は東向きの流れ ジェット気流が気圧変化させる
    太陽光の熱を大気と海洋が高緯度に運ぶ
     1m2あたり1365W→斜めに当たり、雲などで赤道で300W 
     太陽光は電磁波のなか...続きを読む
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方
    マイクロプラスチックを日々接種していることがよく伝わってきて恐怖を感じつつ……結局人体への健康被害は不明、となると怖がってよいのやら……。
    海洋研究のことが詳しく書かれており、研究とはどんなことをするのか、推論値とはどんなものか、といった考えも学べる。
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方
    海洋プラスチック汚染の現時点でわかっていることをまとめて解説。
    要点としては、相当な量のプラスチックが海洋に流出しているはずだがその99%は行方不明。ペットボトルのような大型のゴミは見つけやすいため、ゴミの割合の上位を占めるが粉砕されたマイクロプラスチックが厄介。
    生分解プラスチックは全てを解決する...続きを読む
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方
    レジ袋の有料化やプラスチックストローの廃止など、このところ“プラスチック悪玉論”が急激に浮上した。日本の場合、ポイ捨てはずいぶん減っているし、リサイクルも行われている、と思いきや、我々がイメージする、プラスチックから再生プラスチックが製造される循環型のリサイクルは、わずか9%なのだという。

    大半は...続きを読む
  • 謎解き・海洋と大気の物理 地球規模でおきる「流れ」のしくみ
    チリの地震→津波のニュースで思わず、本棚から探してきて読み始めた。
    大学受験の際、センター試験で「地学IB」を受験し、おもしろさに目覚めたから買ってたのね。

    まだ第1章だけど、地球に存在する「流れ」について基礎から教えてくれる。すなわち海流と大気流。これらのインタラクションが地球全体の流れを作り出...続きを読む
  • 謎解き・海洋と大気の物理 地球規模でおきる「流れ」のしくみ
    科学の面白さ再発見!小学生の頃、私は科学が好きだった。しかし中学・高校になるにつれ難しくなりだんだん嫌いに・・・私がこの本を買ったのは、他分野の学習、つまり教養として学びたかったからです。「分かるかなあ?」と期待と不安を持ちながら読んでみた。ウン、分かりやすい!!何より良かったのは、「化学式」が出て...続きを読む