竹鶴政孝のレビュー一覧

  • ウイスキーと私
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    ウイスキーと私
    by 竹鶴政孝
    学校でも理科は得意だった

    ウイスキーのつくり方をごく簡単にいうと、まず大麦に水分を与える。大麦は水を吸うと、まるまると太り、芽と根を出してみずみずしい精気をあたりいっぱいに発散させる。  約一週間で発芽をとめ、乾燥塔内でピート(Peat・草炭)の煙にいぶ...続きを読む
  • ウイスキーと私
    文章から滲み出る、幸運への感謝と自身の努力、成果への自負。
    驚くほど淡々とした筆致だが、それでもなおダイナミックだった氏の人生がありありと伝わってきた。
  • ウイスキーと私
     NHKの連ドラ『マッサン』に影響されて、ウイスキーなど嗜みだした馬鹿者である。ドラマ自体はずば抜けて面白いわけではないが、モデルとなったニッカの竹鶴政孝とサントリーの鳥井信治郎の航跡はちょっと調べてみても面白い。ドラマは一部事実に基づき、一部は作り話になっている。
     ドラマでマッサンがウイスキーを...続きを読む
  • ウイスキーと私
    竹鶴政孝の自伝のようなもの。彼がいなければ日本でウイスキーが作られることもなかったのかも。ウイスキーは作ってすぐ売ることのできず原酒の熟成を待つ必要があるがそれ故に流行りと合わせるのは難しく、商売としても根気がいるものでそれをはじめからやるっていうのはすごい。
  • ウイスキーと私
    スコットランドでウィスキー作りを学び、日本でウィスキーの製造を軌道に乗せるまでを書いた竹鶴政孝氏の自伝です。淡々と書かれていますがウィスキー作りについてだけでなく、第一次対戦から戦後までの時代感も伝わって来るのが面白いです。ウィスキーの好きな方はぜひ。
  • ウイスキーと私
    NHK朝の連ドラのモデル、まっさんこと竹鶴政孝氏の自伝である。日経新聞の私の履歴書を本にまとめ直したものの要で、語り口は淡々としているものの日本のウイスキー黎明期を描き興味深く読める本である。
    非常に努力をしその功績大ではあるにもかかわらず傲ることもなく全ては周りの人のおかげとするところは、この時代...続きを読む
  • ウイスキーと私
    10月からの朝ドラがおもしろく購入。テレビは最初回想シーンが交互に入り少しみずらかったが、やはり泉ピン子の木魚ぽくぽく場面でこりゃおもしろいとなった。大阪の酒店の娘の意地悪場面も定番? なにか内助の功的描き方が強調されすぎてる気もするが、そこはテレビ、この竹鶴氏の自伝はテレビ以上におもしろい。いろい...続きを読む
  • ウイスキーと私
    竹鶴政孝という人がいなければ、今のサントリーもニッカもなかった。私は山崎が大好きで、よくサントリーの山崎蒸溜所に行っていたけれど、その山崎も竹鶴氏がいなければ当然存在しなかった。今更ながら竹鶴政孝という人物を知って、感謝せずにはいられない。いまこうして美味しい山崎を飲めるのも彼がいてこそだったんだな...続きを読む
  • ウイスキーと私
    仕事してる時は、夏はビール、冬は日本酒、春・秋はウィスキーやブランディをよく飲んでた気がしますw。ワインは身体にいいと聞いてますが、滅多に飲まないです。今はホッピーと焼酎甲類キンミヤ、日本酒が多く、時々ビールです。この本は、ニッカウィスキー創業者、竹鶴政孝氏(1894~1979)の自伝です。広島県、...続きを読む
  • ウイスキーと私
    NHK連続テレビ小説「マッサン」のモデル・竹鶴政孝のユーモアとダンディズムあふれる伝説的自伝。
    日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパ...続きを読む
  • ウイスキーと私
    日本にウイスキーを根付かせた人、竹鶴政孝。
    もともとは、40年くらい前に書かれた本なのかな。
    ニッカウヰスキーの創業者でもあり、山崎の生みの親でもある。ジャパニーズウイスキーの今があるのも、竹鶴さんのおかげということか。
    この本の中で、フランス人は食事の楽しみ方がとてもうまく、日本人はせかせか食べて...続きを読む