齊藤拓樹のレビュー一覧
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旧式戦艦を空母に改装ってのは珍しくもないネタだが、タラント奇襲直後から日米共に徹底。予算が陸軍の暴走を抑えたい木戸内大臣を通じて陸軍の良さから出ている点と、航空五社(三菱、中島、川西、川崎、愛知)合併てのは新しいな!設計陣の人的資源とか、生産工場の効率化を考えればそれなりにつじつまあうか?そして五社...続きを読むPosted by ブクログ
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無茶な設定の割には、なんか説得力を持って読ませる文体は個人的に好み。次こそは「大空母時代」の続巻を!欠点としては、ネタバレになるから巻頭は避けるにしても、図面は欲しいところ。そして、「実史では」「実史よりも」は文中で使って欲しくない。心地よく夢の中で酩酊できない。Posted by ブクログ
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下瀬火薬の改良版を登場させるとは。液化して発動機燃料にするというのも面白い。
もともとTNTより強力、元が石油じゃなくて石炭。たしかに便利。
火薬を元にドイツとの工業技術交流が進んでというのも良い設定。
潜水空母はなんとも言えないけど、紫電の代わりにFW-190ベースの40mm機銃装備対艦攻撃機と...続きを読むPosted by ブクログ -
戦艦よりも空母。それを認識している日米。日本では航空5社が合併し開発が効率化、そんな状況でのミッドウェイ海戦。
とはいえ、ポートモレスビー攻略が成功した以外は、ほぼ史実通りに話が展開する。
今回の作品がデビュー作。今後の作品に期待が持てるPosted by ブクログ