松浦俊輔のレビュー一覧

  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る
    700ページの本は、久しぶりだ。しかし、一気に読めた。
    ナンニチカカカッテイルケド

    「数学的思考」、「統計的思考」という授業を作ろうとしていて、どんな授業にするのがいいか、学生達にとって面白く、為になる、そういう授業を考案するのに役立つのじゃないかと思って読んだ本だ。

    たとえば、戦闘機に付いた砲...続きを読む
  • とてつもない宇宙 宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?
    宇宙本というとついつい買ってしまうのだが、これもまたその例に漏れな
    い。ただ買った時には「いつもの宇宙進化の歴史本か」と勝手に思い込んでいたことから随分と積読期間が長引いてしまっていた。

    が、それは大間違い!読んで実に楽しい、久しぶりにエンンタテインメン
    トに溢れる宇宙本だ。とにかく堅苦しい宇宙の...続きを読む
  • とてつもない宇宙 宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?
    ギネス記録ならぬ、宇宙一の記録について、10章にわけて紹介している天文系の一冊。帯に、「天文学的とはこういうことだ」とあるように、出てくる数字はどれも桁外れ。宇宙がいかに大きく想像を絶する世界なのかがよくわかる。天文学の専門知識がなくても、数字を楽しむことも出来るだろう。
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦
    高校2年生レベルの数学ですこしでもリーマン予想について理解したければこれがよいです。4次関数や複素平面、対数はあたりまえに出てきますけどね。
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦
    素人の自分でも十分理解できた気になれるほど丁寧な説明、歴史的な経緯を織りまぜた絶妙な構成、等々非常に完成度の高い本。
    ☆7つくらいあげても良いくらい楽しめました。
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦
    既読だが、先日別の同類書を読んで不満だったのでこちらをおすすめとして挙げておく。高校数学のレベルで素数の深淵の一端を垣間見られる良書。図と計算例を豊富に使用して、理解してもらおうとするエネルギーが素晴らしい。
    神は素数に宿る。おそらく超越数や物理定数にも。
  • イノベーションのアイデアを生み出す七つの法則
    イノベーションを生み出す環境や外的および内的要因について考察した本。
    豊富な参考文献に、科学的イノベーション年表もついている。
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦
    途中までは楽しく読んでいたが、その後チンプンカンプンになってしまった。星4つは憧れも込めて。もう少し基礎力をつけてからまた挑戦したい。
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦
    「ゲームばっかりやって」とは怒られるが「数学ばっかりやって」とは怒られない、どちらもImaginaryを扱ったものなのに。ゲームをやる諸君は叱られた際に『「ゼータ関数の自明でない零点の実数部はすべて1/2である」についてどう思う?』と言ってやればいい。

    正直、本書を読んでもリーマン予想が何なのか理...続きを読む
  • イノベーションのアイデアを生み出す七つの法則
    【由来】
    ・確かTED。

    【期待したもの】
    ・TEDで見てそれなりに面白かったからだが、結果として、ノート術につながってたり、フューチャーセンターに役立つ部分もあったりした。

    【要約】


    【ノート】
    ・P39,P56,P72,P89,P90,P91,P93

    【目次】
    帯 科学、医学、工学の...続きを読む
  • イノベーションのアイデアを生み出す七つの法則
    メモ:7つの法則
    1. 隣接可能性
    2. 液体ネットワーク
    3. ゆっくりとした直感
    4. セレンディプティ
    5. 間違い
    6. 外適応
    7. プラットフォーム

    序章:珊瑚礁
    終章:第4区画(非市場/ネットワーク)

    やはりイノベーションを起こすためには、一人で考えいるより、多くの人と接触を持っ...続きを読む
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦
    リーマン予想に関する解説。一番のポイントは、理系大卒程度の人がギリギリ理解できるところを狙って、一般書にもかかわらず数式による説明を試みたところ。本質とは程遠いと思うが、文字だけで書かれるよりも、丁寧に数式をたどることによって、リーマン予想に、より近づいた気分になることができる。
  • イノベーションのアイデアを生み出す七つの法則
    1. 隣接可能性
    2. 液体ネットワーク
    3. ゆっくりとした直感
    4. セレンディピティ
    5. 間違い
    6. 外適応
    7. プラットフォーム

    第四区画
  • とてつもない宇宙 宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?
    宇宙で最も熱い場所と寒い場所、最も巨大な構造など、宇宙のスケールの大きさを分かりやすくかつ迫力を持って記載。簡素な表現で素人にも読みやすく、宇宙への憧れを掻き立てる一冊。挿絵も美しい。
  • とてつもない宇宙 宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?
    とてつもなく面白い。これを読むと宇宙の広さを痛感し、われわれ地球,太陽系が小さいかを感じます。まさに井の中の蛙。でもこれでもまだ宇宙のホンの一部なんですよね。
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦
    今なお未解決の素数の重要問題「リーマン予想」の数学的解説と、
    その問題の歴史及び、問題に取り組んで来た数学者のエピソードから
    構成される本書。

    数学的解説と、歴史やエピソードの紹介とが
    章毎に分かれているので、例え数学が苦手でも
    最後まである程度楽しめることもできます。
    歴史部分を読むだけでもそれ...続きを読む
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦
    数学界、世紀の難問「リーマン予想」の数学的解説とリーマン予想へ挑戦し続ける数学者たちの戦いの記録である。

    この本は高校である程度数学の勉強をした大学生ぐらいの人を対象に、専門的な数学知識がなくてもリーマン予想が理解できるような解説をしている。

    しかし、自分は根っからの文系なので、まったくと言って...続きを読む
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦
    リーマン予想について分かりやすく解説した本。途中から難解になるが、そもそもリーマン予想自体素人が扱うには十分過ぎるほど難しいので、それはいた仕方ない。それでも本書はなんとか理解させようと頑張っていると思う。
    最後の頁で論ぜられる行列の演算子との関係、量子力学との関係、これはたとえ本書の内容を完璧に理...続きを読む
  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る
    10日以上かけて何とか読み切った…という感じで一部は消化不良の点もある。。
    回帰については本書でも登場するカーネマンの『ファスト&スロー』を読めば大方分かる。微積分まではいいが昔から幾何学が不得手でよく分からないパートも多かった。
  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る
    日常の一般的な事象から数学とは何かについて語る本…でいいのかな?正直自分の不勉強が著し過ぎて2割も理解できたのか不安でしょうがない、それでこの評価にならざるを得ないのはこの本に申し訳なくもある。
    中学や高校でこの本を1年かけて輪読したりすればかなり力つくんだろうなとは思った。学ぶってなんなんだろうね...続きを読む