金井一薫のレビュー一覧
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多摩美術大学学長が書いた本ですごい分かりやすかった。著者の辻さんは1990年代以降の若冲ブームの立役者の人でもあるらしい。長谷川等伯→尾形光琳→伊藤若冲→鈴木基一だから尾形光琳と江戸琳派の間の人か。琳派良く見るけど、若冲展あったら見に行きたいな。
辻惟雄(つじ・のぶお)
1932年生まれ...続きを読むPosted by ブクログ -
スヌーピーの作者さんの伝記。意外と内向的で臆病な性格の模様。スヌーピーが産まれ、愛されるまでが描かれている。スヌーピー好きな人へ。Posted by ブクログ
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自然を愛し、環境問題に情熱を燃やす生物学者『レイチェル・カーソン』の感動的なお話。
主人公のレイチェルは、自然への愛情と文章の才能を持ち、困難を乗り越えて生物学者として進化。
環境問題を啓発する『沈黙の春』を生み出した。
彼女の生き様や信念に触れることで、地球環境について深く考えさせられた。
このま...続きを読むPosted by ブクログ -
卓越した知識とリーダーシップは業界が違っても通用すること、またいい仕事には哲学と信念があること、そして技術者だけではなく金と政治と組織をなんとかするひとが必要なこと。自分の仕事に迷いが出た時に読みたい本だった。Posted by ブクログ
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知らなかった。素晴らしい女性。合成化学薬品の危険性について訴えた生物学者で作家。第二次世界大戦もあり、苦労も多かったが、認められるまで誠実に学び働き続けた。誰かがその危険性を見ようとしなければ、見えない。そして動物や人間や地球は滅びるのだ。いつかレイチェルの小説を読んでみたい。Posted by ブクログ
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初めての女性の医者ですごかったよ。赤ちゃんの手術中に、赤ちゃんの病気の液体が目に入ったけどそのまま続けて、見えなくなっちゃったんだよ(8歳8ヶ月本人談)Posted by ブクログ
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日本人で、左手を炉端で火傷して不自由だったけど医者になった人。
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こんな知識ではいたけど…
お金にだらしなかった…
って言うエピソードが私の中に追加されました。笑Posted by ブクログ -
正直に言います。
この方の名前、知らなかったんです。
世界で初めて女医になった方。
当時、女性で地位のある仕事に着くのって、すごく大変なことだったと思う。
なかなか、学校の入学式も認められず
やっと入学できたと思えば、授業の参加に認められなかったり…
失明してしまうシーンはかわいそうだった。
外...続きを読むPosted by ブクログ -
私はナースなので当然ナイチンゲール推しですが
世界初の女性医師がこれほどに差別され偏見を受けてたとは実は知りませんでした。しかもたった200年前。彼女のご苦労の上に女性医師が現在普通に働けることを、医師の皆さん、もう一度思い返しては。夜勤が子育てが大変とかわがまま言ってる場合じゃないですよね。まさに...続きを読む -
■きっかけ
西南戦争を起こしたきっかけをそういえば知らないなと思って読みました
■島津家家臣編
- 島津斉彬(なりあきら):薩摩藩主。お互いかなり信頼関係があったが、息子の島津忠義(ただよし)の祖父島津斉興(なりおき)は勤王派の西郷とは合わず、西郷の友人・月照(げっしょう)を日向送り(斬り捨て)せ...続きを読むPosted by ブクログ -
数ある英雄伝説の中でも影響力の大きいアレクサンドロス大王。身にまとった伝説がぶ厚すぎるだけに、「研究者の数だけアレクサンドロス像がある」状態。等身大のアレクサンドロスに迫るのは生易しいことではないのだと感じた。その中でも本書は丁寧に研究史を整理し、最新の研究を取り入れてアレクサンドロスの実像に迫る。...続きを読むPosted by ブクログ
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モーツァルトという人と音楽を広く知ることのできる一冊です。楽曲について、モーツァルトの生きた時代や、彼の手紙をもとに分析されています。また、著者の考えにも納得させられるものがありました。
2021,2/27-3/1Posted by ブクログ -
紀元前300年という事を忘れて、何か物足りなさを感じて読んだが、ふと考えると紀元前300年でよくここまでわかって書けたなというのが正直な感想。歴史のもっと生々しい部分を知りたかったが、よく考えると紀元前300年の時代にそれを求めるのは酷でしょう。父への対抗意識で大帝国を作ったという説は今でも通じる理...続きを読むPosted by ブクログ
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若冲の創作活動ばかりでなく、青物問屋としての仕事面も記載してあり、若冲の本髄が明確に理解できる好著だ.動物綵絵での鶏の絵は有名だが、モザイク画も素晴らしい.非常に根気のいる作業が必要だが、70歳代でこのような画法を創作するバイタリティーは凄い.著者が若冲の発掘者だが、江戸時代の文化の奥深さは日本の誇...続きを読むPosted by ブクログ
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レオナルドの一生涯について、彼が生きた時代の流れに触れながら詳細に語られていて読み応えがあった。
寡作であったから、という点でもそうであるけれど、彼が探究や創作のために捧げ込んだ努力については、わたしたちにとって非常に多く見習うべき部分があるという点で、レオナルドは、美術家の中でも一際その人となり...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった。
クラシックは一切詳しくなかったので、モーツァルトを始めベートーベン等の近代音楽家が、それぞれ生きた時代や作品個性の違いが何もわかってなかったんだけど、この本を通して知識が広がったのでとても良かった。
クラシックの聴き方も多少心得た気がします。
前よりも聴いてて面白く感じるようになった...続きを読むPosted by ブクログ -
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品と人生に向き合うにあたって、信頼できる著作だ。それが新書で読めることに驚く。
時代を生き抜くために、彼は惜しみない努力をしていたのだ。
後代だからこそ、あーだ、こーだと言えるが、作品そのものはもちろんのこと、その人生から得られる教訓は大きい。Posted by ブクログ -
伝記の人物としてはあまり馴染みがない名前だが、機関車の名作D51を34歳にして世に送り出した人物で、新幹線開通に尽力した。後にはJAXAの初代理事長としてロケット開発まで!日本の技術発展に貢献したスーパーエンジニア。
勤勉で人格者でもあり、戦時中も開発研究を諦めなかった熱意。子供たちにも是非見習って...続きを読むPosted by ブクログ -
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面白かった〜。
もともとイギリスの歴史やエリザベス一世に興味があったから、熱中して読めた。
高校の授業で習った時には難しくて掴みきれなかった諸外国との関係や、宗教対立がとても分かりやすく描かれていて、あの時のあの事件はこういう経緯があったんだとか、こんな思いがあった...続きを読むPosted by ブクログ