吉田晋治のレビュー一覧

  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    激変する環境と複雑で深刻な問題に満ちた不透明な世界で、企業に期待される役割は極めて大きくなっている。一昔前までなら政治家が果たすべきと考えられてきた社会全体に対する重要な役割のいくつかは、今では企業の役割と考えられ始めている。
    企業がこうした期待に応えて機能していくためには、社内のレジリエンス(適応...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    内容が難しく正直ぜんぜん呑み込めていない……非常に読みごたえありました。企業が社会的意義を持つことの重要さについて、かな?(実際には重要だよどころの書き方ではなく、それが使命であり本質でないなら未来は悲惨だぞくらいの文脈だった気がする)短期的視座にとらわれず、世界全体の持続性や発展のための協働を説く...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    「レジリエンス」という言葉を詳しく知りたいと思い、手に取った一冊。名著「ワークシフト」で知られる経営学者が、個人・組織、地域社会、さらには世界全体のレジリエンス(回復力、耐久力、復元力など)を高めるために、企業やそのリーダーが成すべきことをまとめた提言書。

    著者は企業のレジリエンスを3段階に分類し...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    世界の名立たる企業の長期的かつ世界にとって役立つことは何か、グローバルな対応をする上で、どのような取り組みを行っているか紹介されている本だった。
    取り組みを実行するためのリーダーシップとは生涯をかけて学び続けることになる。
    グローバルな問題はそれほど困難でもあるが、また未来にむかって進む企業になるに...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    私は、企業とはこれまで、どれだけ口では「社会のため」、「Sustainability」、「環境が大切」、「お客様の喜ぶ姿のため」とは建前を言ってみても、結局、究極的には利益の極大化のため、反社会的な行動も屁理屈で「正義」に見立てて、また、社会に責任を転嫁して活動するものかと思っていたが、実際にはそう...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    題名の通り、これからの企業がどうあるべきかが実例を用いて書かれています。
    目先の利益に捉われずに中長期的な視野で物事を考えることの重要性は分かってはいるけど、実際に行動するのは非常に難しいです。ただ、企業がそのような視点で考えられない様であれば、致命的なことになるのではないかと思います。
    自分のこれ...続きを読む
  • ゴルフ データ革命
    パットが重要という常識を覆す。貢献度でみると15%。
    ティーショットは28%。残り57%。
    アマチュアにとって一番重要なパットの距離は4フィート。
    90プレーヤーはボギーオンが12.3回、パーオンが3.9回
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    著者が期待する企業の善行に関しては、株主が先ず変わらねばと思うが、至近、まるでCMスポンサーにクレームをつける輩の如く、株主も企業の倫理観に対して厳しくなった。そのため、企業側もESGの意識が高まってきたのは事実だ。しかし、企業存続にはどうしても利益追求が必須であり、企業側には、単に気にするパラメー...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    リンダグラットン氏3冊目。
    ワークシフトの企業版との事で、レジリエンスと言う言葉が頻出する。意味としては、ストレスからの回復力、困難な状況への適応力、災害時の復元力などな意味で使われる。
    しかし、個人としては実行可能なところはあったが、これが企業となるとどれほどの数で実行されるのか疑問。確かに格差や...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    レジリエンスの概念はわかるようで、社会自身が複雑化しているためポイントを抑えるのは難しい。ただ、多業種、多企業にていろいろな試みがなされていることがわかる。
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    ・企業として、人々の役に立ち、他者と協力するという自然な行動を従業員に促す社風をつくる
    ・短期主義や株主価値の偏重といった障壁を乗り越える勇気、かつてないほど声高に要求してくる市民に対応する勇気、現在と未来をつなぐメッセージを発信して説得力を生み出す勇気。リーダーに従う人々は、リーダーを観察してこの...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    「ワークシフト」と「ライフシフト」の間に挟まれて、あまり目立たないグラットンの「未来企業」。原題はKey。

    今ひとつ、受けなかったみたいだけど、グラットンによると、これまでになく苦労して、自分の安全圏を乗り越えて、書いた力作とのこと。

    位置付けとしては、「ワークシフト」が働く側に立っていたのに対...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    企業がレジリエンスを高めるための3つの領域を提唱し、領域ごとの方法を事例を交えて説明してくれる。ただし、主張と事例が淡々とかつ入り交ざった印象が強く、単なる好事例のご紹介にも見えてしまう。読み終えてから、あらためて序章に戻り、「著者が主張したかったのは、何か」を考えたが、「あれもこれも大事」という総...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    個人の働き方を予想した「ワーク・シフト」が面白かったので購読。企業の役割や将来像を予測したもの。企業に限らず、いろいろな活動の境界線が曖昧になっていくのだと思う。上司と部下、雇用者と労働者、メーカーとユーザー、大企業とベンチャー企業、国と国、国と個人など。この曖昧な状況を前提に、オープンで道徳的で長...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    ワークシェアの作者が書いた新作です。今後の企業の成長戦略を考えた時、非常に参考になる点が多い1冊でした。経営者向けの1冊です。
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    『ワークシフト』で一躍有名になった、リンダ・グラットン教授の「企業版働き方本」。三つの領域でレジリエンスを高めよというメッセージである。
    (領域1)内なるレジリエンスを高める
    (領域2)社内外の垣根を取り払う
    (領域3)グローバルな問題に立ち向かう

    具体的なメッセージの一つひとつは、すでに多くの経...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    Resilience
    不確実性の増す世界において、もっとも重要な能力は「レジリエンス」である。
    レジリエンスという言葉のおおもとの意味は、「負荷がかかって変形したものが、元の形状に戻る力」である。これが転じて、ストレスからの回復力、困難な状況への適応力、災害時の復元力、といった意味合いでも使われるよ...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    前作の『ワーク・シフト』から攻守所を変えて、今度は企業側がどのように変化し成長すべきかを、回復力、適応力、復元力といった意味で使われる「レジュリエンス」をキーワードに説く。企業のレジュリエンスを「従業員の知性と知恵をを増幅し、精神的活力を高め、お互いの結びつきを深める」、「地域のことを考え、サプライ...続きを読む
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    ワークシフトの著書が書く、未来の企業のありかた論。
    従業員や株主だけでなく、サプライチェーンを総合的に意識する必要が出てくる。企業の持つ影響力と、それによる企業のあり方が変化する様子が理解できる。
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ
    ワークシフトを読んでからのほうがよさそうだけど、未来企業は「レジリエンス」を備えなければならない、ってことのよう。