山中登志子のレビュー一覧
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「天然ブスと人工美人」どちらを選ぶかと聞かれたら、つきあうだけ、性的交渉をもつだけの相手なら人工美人でも気にしないが結婚相手となるとどうか。
本書で出てくる他の男性人と同様の反応になってしまう。
ビューティーコロシアムに出てくる人達のように容姿のせいで生きるのがつらいなら、整形するのは構わないのでは...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の赤裸々な体験が非常に私にとっては非現実的だったのと、きっと私は本書でいう『美のヒエラルキー上位』にわりと位置しているから冷静に読めたのかと思います。笑
誰が説得するのかが大事、というのにとても納得しました。
メディアが私たちの美orブス論を加速させているのは明らかで、今日も埋められない心の隙...続きを読むPosted by ブクログ -
筆者の方が病気の方だとは
知らなくてフツーの整形についての
社会学的な本かなあと思って
読んでて途中で知った。。
容姿をからかったりする人たちは
許したくないなあ。。
でも自分が全然差別しないかって
いうと心のどっかでは差別しちゃう気が
するから難しいよなあ。。Posted by ブクログ -
ドラマや映画のテーマとして描かれることもある整形についての良し悪しや、結局人間は見た目なのだろうか、といったことに関して書かれている。
最後に著者の病について明かされていて、ちょっと衝撃。
著者も述べている通り、比較しやすいし、やっぱり美人のほうが評価されるのは当然なんやろな。Posted by ブクログ -
[ 内容 ]
見た目重視の「美の格差社会」をどう生きるか?
美人、ブス、フェチの分析、美容整形の取材、自らの「出会い系」体験から、「外見オンチ」(=美しくない人)への処方箋を示す。
[ 目次 ]
1章 「美人論&ブス論」の書き手の顔
2章 美の格差社会----私的「美人論&ブス論」
3章 顔が変わ...続きを読むPosted by ブクログ -
確かに顔面って毎日、人前にさらすし、大きな影響力をもっているなぁと実感。
なかなか興味深かった。
そういえば特に女の人って、
顔に限らず服、化粧品、かばん、香水・・・ってどんだけ外的要因にお金を費やしているんだろう。。
作者の人が実は顔面の病気であることに驚いた。
途中、ちょっとアイロニックな感...続きを読むPosted by ブクログ -
なんとも言いがたい本。人工美人って言うくらいだから整形とか化粧とかについてたくさん書いてあるのかと思っていましたがそうでもなかったです。でも最後の章を読むまでは途中で終われない、さすが編集者だなという感じの書き方です。Posted by ブクログ