青弓社編集部のレビュー一覧
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気になるドラマが立て続けに始まり、社会人になってから今1番テレビを観ているので気になって購入しました。
テレビを観る人が年々減ってきているなか、特にジェンダー意識に焦点を当てて今のテレビの問題点を洗い出していくという内容。
テレビが面白くなくなったのは、言いたいことが言えなくなったからではなく、時代...続きを読むPosted by ブクログ -
お笑い、バラエティー、ワイドショー、ドラマの中でのジェンダー問題を西森路代さんをはじめとした著者の方々が解説してくれる本。今まで漠然と触れてはいたがここまでまとまっているのは貴重。Posted by ブクログ
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最近のテレビドラマやバラエティにおいてのフェミニズムやジェンダーについて考えていくとても面白い内容。
テレビ離れしている若者が増えている、とは報道されるものの、細かくなんで?ということはあまり説明されていない。もちろんYouTubeやNetflixのように自由な時間に観れるコンテンツが増えたからと推...続きを読むPosted by ブクログ -
なんとなく嫌な予感がして、手に取っていなかった本書。しかし、週末猛烈に『問題のあるレストラン』に関する批評が読みたくて、ついに読んだ。
予感は確かに当たっていて、「個人的な見解をまとめてみたい。(清田隆之)」p53に留まっているように思うエッセイもあった。
が、ラストの鈴木みのりさんの章でがつん...続きを読むPosted by ブクログ -
執筆者8人が13の章をそれぞれ担当しているため人によって読み応えの差が激しい。
その中でも鈴木みのりさんが担当する最終章だけは群を抜いている。問いかけや指摘が耳に痛い。
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武田砂鉄さんの文章が読みたくて手に取った。
フェミニズム、ジェンダーって女性でも難しい。
常に感じてしまうのは、子供を産んで育ててないと女としてダメなのかとか、異性に選んでもらえるようにしないと、という地下の強迫観念。家族という概念が多様化しつつある現代だが、育ってきた環境がそう思わせないのか。自...続きを読むPosted by ブクログ -
第7世代がどんな存在であるかをあまり考えずにぼんやりバラエティを見てた者なので、西森路代さんの指摘をはしめ、彼らが相対化したエンタメ業界の問題点などを俯瞰する一冊になった。ドラマの章は見ておくべき作品のリストが充実したのと、楽しみ方、見るときの視点を得られたのでまぁまぁ満足。
点数低めなのは、リア...続きを読むPosted by ブクログ -
最近のテレビ番組をフェミニズムやジェンダーの観点から批評した一冊。ドラマ編は膨大な作品群を基に考察されておりとても勉強になった。ただ、バラエティ編はそれに比べると物足りない。P.71に「女性同士のゆったりした時間のなかで生まれるたわいない会話を楽しみたいというファンもいる」と書かれているということは...続きを読むPosted by ブクログ
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若い人がテレビを見ないと言われて久しい。それでもテレビの影響力は少なくない。
男女平等やジェンダーに関して社会が大きく変わる中、男性中心のテレビづくりや番組の現状と問題を指摘する。
特にフェミニズムとドラマは、恋愛中心のドラマに見える変化を分かりやすくまとめている。
テレビの見方が変わるはず。Posted by ブクログ -
映画評論家、大学教授、フリーアナウンサー、フリー編集者、評論家、文筆業など、いかにも口うるさそうな10人によるスポーツ放送批評10編。取り上げられているスポーツ放送は、プロ野球(2編)、高校野球、サッカー(2編)、プロレス、箱根駅伝、テニス、ラグビー、F1。
批評の眼は、タコツボ主義の競技団体、ス...続きを読むPosted by ブクログ