安藤桃子のレビュー一覧

  • ぜんぶ 愛。
    安藤桃子さんの人間性が素敵すぎる。
    これまでの経験から得た感性を大切にしていることや、移住先の高知で出会った人達との関わり方を読んでいると自分もそんな大人になろうと思えました。
  • ぜんぶ 愛。
    安藤桃子さん著、ぜんぶ愛。読み始めたら止まらなくなり一気見してしまった。高知への移住するきっかけから始まり、映画も交えた様々なエピソードが描かれていたけれど、笑えたし、共感もできた。
    それと何と言っても、ページ数も手頃で、とてもわかりやすくて面白かった。
    高知は昔から他県から移住してきた人々に対して...続きを読む
  • 変愛小説集 日本作家編
    さまざまな形の「愛」が収められたアンソロジー。どれも一般の恋愛観からは少し外れた愛で、しかしそんな奇妙な愛こそが恋愛であるような気がする。どこか変でなきゃ恋愛なんてできないな、と感じた。
  • 変愛小説集 日本作家編
    12編のアンソロジー。
    どの作品も変愛の名に相応しかった。この一冊に密度濃く詰め込まれたそれぞれの変愛。愛と一口に言っても当たり前ながら1つも同じものはない。
    その中でも特に好みだった2つについて書きたい。

    『藁の夫』
    2人の間に嫌な空気が流れる、その始まりはいつも些細なことなのだと思い出させる自...続きを読む
  • 変愛小説集 日本作家編
    タイトル通り変愛を集めた短編集。

    「お、おう、そんなところに」「そんなのと」「え、何この設定」とか本当にそれぞれ変な愛ばっかり笑

    吉田篤弘目当てだけど、電球交換士が出てきていたとは。
  • 変愛小説集 日本作家編
    「恋愛」ではなく「変愛」…変わった形の愛が描かれたアンソロジーです。
    面白かったです。
    ディストピア文学が大好きなので、「形見」が好きでした。工場で作られる動物由来の子ども、も気になりますが、主人公の子どもがもう50人くらいいるのも気になりました。色々と考えてしまいます。
    「藁の夫」「逆毛のトメ」「...続きを読む
  • 変愛小説集 日本作家編
    いくつか読んだことがある作品も収録されていましたが、今までの愛に対する見方を思いっきり揺さぶられる一冊であることは間違いなし。
    どれもこれもお勧め?
    「韋駄天どこまでも」は漢字遊びの要素なので、編者も書いているように翻訳は超絶技巧が必要だなぁ。
    単行本にしか収録されていない作品があるそうなので、単行...続きを読む
  • 変愛小説集 日本作家編
    普段、ほとんど読むことのない現代の日本人作家のアンソロジー。
    興味深く読んだ。
    もとは、深堀骨 の作品を読んでみたかったから手に取ったが、どれもなかなか良かった。ありそうでない話というファンタジーというか、不気味な話が多い。恋愛要素はどれも少なく見えるが、一応恋愛ものという括りらしい。

    一作だけ、...続きを読む
  • ぜんぶ 愛。
    高知に旅行したとき、あ、好きって思ったので3秒で移住を決めた安藤桃子さんとは仲良くなれる気がする笑。読んでてとても気持ち良くなるエッセイ。
  • 変愛小説集 日本作家編
    川上弘美さんの、愛した人の骨の話が、秀逸だった。自分には、強烈な作品もあったが、面白い企画だと思う。
  • 変愛小説集 日本作家編
    恋愛でも偏愛でもなく、変愛。変な愛の短編集。変だけど当人たちにとっては大真面目。
    幻想小説を読んでいるときみたいな、いつの間にか背後にこことは違う世界の気配がぶわっと広がって迷い込んでいくような没頭感を覚える作品が多め。
    一部文章が合わなくて読みづらい作品もあったけれど、そこを乗り越えたらすいすい読...続きを読む
  • 変愛小説集 日本作家編
    恋愛ではなく「変」愛を集めたアンソロジー。 
    どこへゆくやら全くわからない。
    予想も付かない展開、意味さえわからなくなるけれど、なぜか読むのを止められない引力。
    奇妙な、強烈な印象を残す読後感です。
    面白かった。