上出洋介のレビュー一覧

  • 太陽のきほん:太陽は何色? どうやって生まれたの? その活動から読み解く太陽のふしぎ
     太陽に関する最新の知見が実に分かりやすく解説されている。
     光球の温度が6,000度にもかかわらず、コロナの温度は100万度以上であるという謎がまだ解明されていない。コロナのプラズマ密度はかなり小さく、100万度以上の速度までプラズマが加速されているという。そいういう意味では地球の熱圏と似ている。...続きを読む
  • オーロラ 宇宙の渚をさぐる
     オーロラに魅せられてオーロラの研究者になった方が書いた今回の本。そこまでオーロラに対する思いがなくても気にはなる存在だ。

    昔からオーロラは注目を集めていた。中世ヨーロッパでは、オーロラを「天空にある巨大なロウソクであると想像する一方で、彗星と同じく空に現れる凶兆」だと思っていたとあり、なかなか豊...続きを読む
  • 太陽と地球のふしぎな関係 絶対君主と無力なしもべ
    太陽。見て当たり前のこと。と思ったら大間違い。むちゃ面白い。私たちが生きていることは、奇跡と知る。景気分析にも最適。
  • 太陽と地球のふしぎな関係 絶対君主と無力なしもべ
    人間が太陽と認識しているのは人間が見えている光を太陽と思っているだけで、もっと大きな視点から見れば、地球も太陽の中にあるのだということ。
  • 太陽と地球のふしぎな関係 絶対君主と無力なしもべ
    太陽の活動が、時に地球に甚大な影響を及ぼすことを知っている人って、実はあまりいないんじゃないだろうか。恥ずかしながら、私も知らなかった。せいぜい人工衛星の寿命が短くなったり、高高度を飛行するパイロットの癌発症率が多少高くなるくらいだと思っていた。ところが、現実には、地上の発電所がぶっ飛んだり、飛行機...続きを読む
  • 太陽と地球のふしぎな関係 絶対君主と無力なしもべ
    最初、は?つまらん、と思ったけど、2章目くらいから面白くなってきたイメージ。
    最初は、読者をなめすぎな感が^^; あった気がしますが。作者が思うより、皆、地球と太陽のこと知っているのでは?と思ったものですが。
    少し読み進めると、なるほど、知らないこといっぱいで、それなりに初心者用に書いてくれているの...続きを読む
  • 太陽と地球のふしぎな関係 絶対君主と無力なしもべ
    太陽黒点、フレア、地磁気、オーロラなどをキーワードに太陽と地球の関係そして最新の太陽系天文学・宇宙天気予報へと続く道を探る書。