副題に「ヨーロッパ王家の現代史」とある本です。実は以前から、帝国ロシアの王家、ロマノフ家とイギリスやドイツの貴族が親戚だという話には興味を持っていたので、この本を目にして、中身をちょっと確認してから、すぐに購入を決めました。話はイギリス王家、ドイツのいくつかの貴族の家柄、ロシアの皇帝一家の話と、一見
...続きを読む脈絡がないように見えますが、きちんと全てが関連付けられていて、とても面白かったですし、有益でした。今まで「ギリシャ王家って一体…?」と思っていたのですが、国民投票で他の国の王家の次男が王家を起こしたことが判ったりしましたから。
ロシア関連と言うことで、謎のアナスタシアと主張する女性のその後なんかも詳しく書いてあって、かなり満足度が高かったです。最後の皇帝一家の話はそこまで詳しく書かれていなかったので、詳しく知っている人には物足りないかもしれませんが…。