尾崎士郎のレビュー一覧

  • 篝  火
    目次より
    ・篝火
    ・雲悠々(篝火 第二部)

    関ケ原を舞台にした小説を読むといつも思うけど、大谷吉継、いい男だよねえ。
    彼を悪く言う人はいないでしょう。(当時はいたと思うが)

    篝火は関ケ原に東西の武将が集まってきつつあるところから東軍勝利の夜まで。
    雲悠々は、落ち武者となった西軍の武将の話。

    ...続きを読む
  • 石田三成
    三成の小説でこれほど前田慶次郎が出てくるのも珍しい気がする。主人公は三成だが、登場人物がそれぞれ個性豊かで一人一人に重みがあって良い。未完なのが残念。
  • 石田三成
    尾崎先生の三成ものは情感に溢れていてどれも大変によい。司馬先生にも多大な影響を与えたのがきわめてよく分かる。
  • 小説四十六年
    古い文豪たちの交遊を筆者尾崎士郎を中心にして描いた随筆。
    時代背景を考えながら読むとなかなかに興味深い。
    「人生劇場」を読んでみたくなった。
  • 小説四十六年
    古い文豪たちの交遊を筆者尾崎士郎を中心にして描いた随筆。
    時代背景を考えながら読むとなかなかに興味深い。
    「人生劇場」を読んでみたくなった。
  • 篝  火
    表題よりも(時間軸的に)続編にあたる「雲悠々」の方が登場人物のチョイスからしても面白味があった。
    発表当時には数少なかったかもしれない三成像を描いている、はず。
    なのだけれど、それ故にどうにもきれいに収まってしまった感がなくもない。

    むしろ情景や戦場での描写に胸を衝かれる。
  • 石田三成
    死の床にある秀吉をめぐって、北政所と淀殿、石田三成と古参の武将たちが激しく対立。慎重に時を待つ家康の巨大な影が、無言の圧力となって人々を脅かす。知性の人・石田三成の悲劇を描いた長編歴史小説。
  • 人生劇場 青春篇
    多分、いまどき、、、この本を読む人は、、、吾が同窓しかいないでしょう・・・。でも、、花は桜木男は○稲田。昨日も聞いた今日も見た・・・。あのお袖さん・・・。
    いや言うまい言うまい・・・。
    嘘みたいな話しですが、私は四年間高田馬場に下駄で通いました。その頃靴は持っていなかった・・・。