龍ノ国幻想2 天翔る縁(新潮文庫nex)

龍ノ国幻想2 天翔る縁(新潮文庫nex)

825円 (税込)

4pt

日織は二十年来の望みを果たし皇位に即いた。だが、新しい御代の始まりを龍ノ原に知らしめる宣儀の場で、龍を呼ぶ笛が鳴らない。日織を妬む者の仕業か。一方、反封洲の有間が訪れ、一原八洲の律を犯すことを要求する。そして、妻の悠花が消えた。全ての試練は、偽りで御位を手にした己への罰なのか――最愛の妻を取り戻し、国を守るために下す途轍もない決断とは。男女逆転宮廷絵巻!

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龍ノ国幻想 のシリーズ作品

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  • 龍ノ国幻想1 神欺く皇子(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    神の眷属である龍が支配する龍ノ原では、女たちは龍の声を聞く。その能力をもたず生まれた者は闇に葬られる理。異端の一人である日織はその身を偽り男として生き、皇尊崩御にあたり次期皇位を目指す。命の尊厳を守る国に変えるために――皇位を狙う男たちの野望渦巻く闘いに日織は勝ち得るのか。そして日織の二人の妻たちを待ち受ける運命とは。壮大なる男女逆転宮廷物語、開幕!
  • 龍ノ国幻想2 天翔る縁(新潮文庫nex)
    825円 (税込)
    日織は二十年来の望みを果たし皇位に即いた。だが、新しい御代の始まりを龍ノ原に知らしめる宣儀の場で、龍を呼ぶ笛が鳴らない。日織を妬む者の仕業か。一方、反封洲の有間が訪れ、一原八洲の律を犯すことを要求する。そして、妻の悠花が消えた。全ての試練は、偽りで御位を手にした己への罰なのか――最愛の妻を取り戻し、国を守るために下す途轍もない決断とは。男女逆転宮廷絵巻!
  • 龍ノ国幻想3 百鬼の号令(新潮文庫nex)
    649円 (税込)
    央大地(ひさしだいち)の八洲の一つ、反封洲(たんのほうしゅう)国主の長子・伴有間(とものありま)。冤罪により母と共に深い大地の亀裂へと落とされ、尊厳を踏みにじられて生き延びた壮絶な過去を持つ。ようやく救い出され臣下から信頼を得るも、父からは再び亡き者とされ、次期国主の座を義弟に奪われそうになる。だが龍ノ原(たつのはら)より帰国した有間は、皇尊より賜った書札を携え戦へ。復讐の鬼と化した男の壮絶なる国盗りが幕を開ける!
  • 龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex)
    649円 (税込)
    日織(ひおり)は、女の身であることを明かし、皇尊(すめらみこと)として龍に認められた。しかし世継ぎを残すために、はやく夫を迎えるよう進言する者が現れる。一方、御位を争った宿敵不津王(ふつのおおきみ)が、その座を狙い動き出す。左(さ)の大臣(おとど)・小勢乙名(こせのおとな)が彼を推すのは何故……。日織は信頼できる臣下もなく疲弊するなか、唯一心の支えである悠花(はるはな)の秘密を公にし、添い遂げたいと思うのだが、最愛ゆえに悠花が下した決断とは。
  • 龍ノ国幻想5 双飛の闇(新潮文庫nex)
    825円 (税込)
    日織(ひおり)が皇位を全うすることを願い、悠花(はるはな)は「妻」の座を捨て、龍ノ原(たつのはら)を出立した。女として生きた姿を護領衆・悠火(ゆうび)に変えて、龍ノ原の北に隣接する逆封洲(さかのほうしゅう)へと潜入する。そこは若き国主・末和気(すえのわき)が治める豊かな国。だが、政(まつりごと)は、母の遠音(とおね)が牛耳っていた。日織が隣国との関係を築けるよう、知謀の才を尽くす悠火。しかしその頃、日織に不津王(ふつのおおきみ)が皇尊(すめらみこと)の譲位を迫る一触即発の危機が襲う!
  • 龍ノ国幻想6 双飛の暁(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    悠花(はるはな)が姿を消し、日織(ひおり)は失意のなかにあった。そこへ不津(ふつ)が附孝洲(ふのこうしゅう)国主・目戸(まと)と共に軍勢を率いて龍ノ原(たつのはら)へと進軍する。龍に守られし神聖なる地が戦場となることを避けるため、護領山(ごりょうさん)を越える決意をした日織。向かうは反封洲(たんのほうしゅう)・有間(ありま)の許へ。神に背く行為は、はたして英断か。そして仮の夫である夏井(なつい)に、悠花を捜す役目を託すのだが……。はたして、皇尊の謀(はかりごと)は希望への導きとなるか!?

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

龍ノ国幻想2 天翔る縁(新潮文庫nex) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1巻読む前に2巻の感想読む人少ないと思うけど、2巻までは絶対用意してから読んだ方が良いです。3巻は区切り良いので、読みたいけど我慢できます。
    新潮社公式に著者コメントに「もたざる者」を書いたとあって、すごく腑に落ちました。あるべき能力が無い者たちが受ける仕打ちが盲信と相まって、この巻のクライマックス

    1
    2022年12月30日

    Posted by ブクログ

    衝撃の1巻ラストから続けて2巻へ
    やっと大きな試練を乗り越えられ、
    遊子(神に見放された子)を例外なく国外追放する令を廃することができると思ったのに。
    主人公の日織と側近の空露が目指すゴールはさらに遠くに置かれた。そして現れる遊子の引き取りに外の国の使者。いくらなんでも早すぎる。時間がない中で焦る日

    0
    2024年02月22日

    Posted by ブクログ

    こんなに早く日織の正体をばらしてしまうことに驚いた。宣儀の龍が集うところがとても印象的だった。想像するだけで素敵わくわくした!

    0
    2023年07月02日

    Posted by ブクログ

    表紙の女性は誰!?と思ったけど、最後にわかります。
    毎回ピンチに陥るけど、毎回その時々の決断に感激しています。
    22年9月に3巻が出るとのこと、つづぐ楽しみ♪

    0
    2022年08月06日

    Posted by ブクログ

    2人の関係がとてもよい。日織と悠花、いい感じに2人の時はくだけている。かといって2人の時に男女の感じが真逆になるわけでもなく、良き夫婦として成り立っている。
    そして新キャラもとても良い。意地悪な敵かと思いきや信念のある人だった。

    所謂即位の儀、にミソをつけられ、犯人探し、裏切り、正体不明の敵、なか

    0
    2022年04月17日

    Posted by ブクログ

    胸が熱くなる。期待に違わぬおもしろさでした。
    降りかかる困難を前に、どう立ち向かっていくか。
    時には謀りごとも必要であろうに、目的のために手段を選ばないことが本当によいことなのか迷い悩む。

    前例のないことに挑むとき、
    誰かを信じるとき、絶対という確証がない中で選択するそれは震える程怖いし、ましてそ

    0
    2022年03月05日

    Posted by ブクログ

    表紙の美女は……

    人は皆、見たいものを見、信じたいものを信じる。
    そんな言葉が読後に浮かびました。
    目の前にある事実すら、己の信じているものと乖離していれば信じることは難しい。

    力技でなく信頼をもって龍と縁を結び、名実ともに皇尊となり令を廃した日織。大願成就である。
    悠花の問題はまだ解決していな

    0
    2022年02月20日

    Posted by ブクログ

    龍(神か)と人、人と人との信頼を歌い上げた素晴らしい物語だ。人間の根本にある差別の心、固定概念への挑戦でもある。男女逆転のファンタジーであるがゆえに、するっと心に染みてくるのかもしれない。
    新しい皇尊の宣儀の場で、龍を呼ぶ笛がすり替えられていることが分かり、日織は窮地に陥る。それを解決するために、力

    0
    2022年02月19日

    Posted by ブクログ

    神欺く皇子に次ぐ2巻目。龍に選ばれし者が治める国に、新しい皇位についた日織だが、ずっと信じられてきた神話による差別や偏見を覆すのは並大抵な事ではなかった。1巻目はよくあるファンタジーかと思ったが、この巻でぐっと人間の恐さや、愚かさ、そして人を信頼するという事。色々な事を考えさせられた。

    0
    2023年11月18日

    購入済み

    満足です!

     前巻に続き購入。
    さて、表紙の彼女は誰でしょう?最初は仮の妻であるあの人かなと思ったけど。今回で一応の完結?なのかなと思うけど、周辺諸国との関わりとかまだ描いてない部分まで世界観を広げて続けて欲しいなと思います。

    #アツい #切ない #ドキドキハラハラ

    0
    2022年03月19日

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