ニュースの未来

ニュースの未来

946円 (税込)

4pt

3.8

新聞は若い世代に読まれず、テレビは視聴者離れを憂い、綺羅星のようなライターを生み出してきたいくつもの雑誌の休刊が相次いでいる。ニュースはコストがかかる、という理由で十分な取材費を出せず、ニュースを巡る環境は悪くなっていくばかり……と誰もが思っているなか、本当に希望はないのか。これらのメディアの未来とは? ネットメディアの功罪を踏まえながら、気鋭のノンフィクションライターがニュースの本質を問う。

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ニュースの未来 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今年の6月22日に旭川医大の学長解任問題を取材していた北海道新聞の入社3か月の新人記者が建物侵入の疑いで逮捕された事件がありました。当の新聞社が早々に実名を公表した割に社内指示系統については不明なところもあり、いま新聞記者であることの辛さを示す事件だったと感じています。(三ケ月経って、いまどうなって

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    2021年09月26日

    Posted by ブクログ

    【before】この本を読む前の私は、これらを知りませんでした。
    ・「例えば、象が空を飛んでいると言っても人は信じてくれない。しかし、4257頭の像が空を飛んでいると言えば、信じてもらえるかもしれない」ガルシア・マルケス
    ↑ニュースの本質を見事に表現している。
    ・ニュースとフェイクニュースは正反対な

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    2023年10月18日

    Posted by ブクログ

    ニュース記者としての個人的な体験による、ニュースの原則がある。ニュースの原則の本を読んでその対比を述べてくれたら少しは卒論に役立ったのかもしれない。しかし、ニュース記者になりたい人にとっては一つの体験記としてやくだつであろう。

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    2022年08月01日

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。物語性を持たせたニュースは、読み手の力も問われるなと感じた。テレビのニュースがアナウンサーが読み上げるものからキャスターが語る時代になっていったように、文字媒体のニュースもより書き手の顔が浮かぶものへと変化しているように思う。

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    2021年11月20日

    Posted by ブクログ

    社会の広がりを意識した良いニュース、フェイクニュースと科学ニュースの違い、昔のニュースでもインターネットでは新しいストック情報となる等、興味深かった。

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    2021年10月12日

    Posted by ブクログ

    ネットではPVを稼ぐために見出しは強いが読み終わる前に「なんだこれ!」と捨て台詞と共にページを離れたくなる『ニュース』が散見されるにつれ(人それぞれ欲する物が違うので、それが悪いという意味ではない)
    情報発信者や著者を確認してからページを開くようになってきた
    そしてこの本を買ったのはTBSラジオ、澤

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    2021年09月02日

    Posted by ブクログ

    こんな思いを持って文章を書いている人がいるって嬉しい。
    色んな葛藤が、キャリアの中であったんだろうな。

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    2023年02月01日

    Posted by ブクログ

    SNSは種全体に情報発信する事で、本能として備わっている、物語を紡ぐ欲求。例えば、秘密話を共有したいとソワソワするような欲求を満たしてくれる。そうした人間本能に根差した新たな仕組みを見れば、本著で書かれる「巨大なデジタルプラットフォーム」を基盤にした「市民メディア」の実現はあり得たかもしれない。しか

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    2022年05月03日

    Posted by ブクログ

    Twitterで話題に挙がっていたことから興味持ち、購入。

    大手(毎日)→ネットメディアへ移っても、ネットメディアもまた大手と同じような道に陥ったりする。著者の葛藤する様子が伝わるとともに、感情に訴えるタイトルや速報を出したところ勝ちな点というのは、凄く分かる感じがした。

    著者が挙げた良いニュー

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    2021年10月29日

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