ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

1,760円 (税込)

8pt

〈世界人口78億人突破! 〉
どう滅ぼすか、みんなで一緒に考えよう!!!!!!

ダ・ヴィンチ・恐山、小説家として待望の帰還!!
突如降誕した魔王と、集められた10人の人間たち。
読む者の“道徳”を揺さぶる、話し合いの幕が開く。

【あらすじ】
全能の魔王が現れ、10人の人間に「人類を滅ぼすか否か」の議論を強要する。結論が“理”を伴う場合、それが実現されるという。人類存続が前提になると思いきや、1人が「人類は滅亡すべきだ」と主張しはじめ……!?

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ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本の分類としては小説にあたるのかもしれないが、内容的には哲学に関することで一般的な小説と哲学書の中間というような感じだった。小説ほど読みやすいというわけではないが、哲学書ほど読みにくさを感じることも無く、哲学にちょっと興味はあるけど知識は殆どない自分のような人間にはピッタリの本だと思う。

    それぞれ

    1
    2023年08月22日

    Posted by ブクログ

    自分は反出生主義者に近いのではないかと思って読み始めたが、やはりブラックの意見に賛成だった。
    自分では至らない部分についての詳細な意見が聞けたり、魔王に集められたその他面々からの反論や質問への返答も納得できるもので良かった。
    色んな人に読んでもらって、反出生主義が突飛な考えではなく一つ一つの道徳を積

    0
    2023年04月09日

    Posted by ブクログ

    新しいタイプの本だった、善と悪、有と無、道徳とは?

    議論をするときは往々にして部分を切り取っている
    人の意見は個人の主観だけでなく、時代環境影響されている。またそれが無自覚である場合が多い

    楽しい事苦しい事込み込みで人生かなあ
    誰かに与えるということ(利他性)はそれをしている自分に満足すること(

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    ブラックとブルー寄りの意見だったけどグレーの結論にも賛同できる。

    それって… 「ぼくはブラックでブルーで、ちょっとグレー」ってコト!?

    0
    2023年01月06日

    Posted by ブクログ

     ベネターの反出生主義を読む前に、準備運動として読んだ。この本は、セリフを羅列した形式になっていて読みやすいし、途中途中に議論のまとめが入っているから混乱せずに読み進めることができる。ただ、後半にいくにつれて抽象的な話も入るから、難しく感じる人はいるかも。
     反出生主義については、言葉だけを見ると初

    0
    2022年12月10日

    Posted by ブクログ

    「論理としての道徳の正しさ」も結局「人間であること」には勝てない。あまりにも”正しすぎて”気持ち悪い。反出生主義とはそういう思想なのだなと思った。ブラックさん生きづらそう。白か黒かじゃなくてグレーなバランス感覚を持ちたい。

    0
    2022年07月13日

    Posted by ブクログ

    題材が題材なので堅苦しい雰囲気かと思ったが、それとは真逆のコミカルな雰囲気の作品。

    さまざまな思想が色分けされてわかりやすくされており、ライト層向けの思想小説だなと感じる。

    0
    2024年03月27日

    Posted by ブクログ

    面白かった。

    何度も何度も考えさせられ、
    自分の仮説が移り変わっていく様は
    哲学対話のようで、読んでいて楽しかった。

    自分は反出生主義者かも?
    と思っていたけれど、ほかの全ての生殖を
    辞めさせたい訳じゃないから
    そうでもなさそうだな、と認識した。

    0
    2024年01月29日

    Posted by ブクログ

    難しいテーマだったけれど読みやすかったです。作者の恐山さんは演劇部で台本を書いていたと聞いたけど、まさに台本のようなセリフ形式で書かれています。
    ひとりのセリフを読んで「確かに」と頷き、次の人の反論を読んで「それもそうか」と頷き、また他の人の意見に…とそれぞれの考えに納得しながら読んだので頭が混乱し

    0
    2023年09月09日

    Posted by ブクログ

    森岡正博の本を読んでいたので読みやすかった。初心者にも分かりやすく、かつちゃんと独自の視点があったのが良かった

    0
    2023年09月03日

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