連弾

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814円 (税込)

4pt

都内の小さな公園で死体が発見された。警察は殺人事件と判断し、特別捜査本部を設置。捜査一課の音喜多弦は、音楽隊志望という少し変わった所轄署の刑事・鳴海桜子と捜査を開始した。遺留品にクラシックコンサートのチケットがあったことから、関係者を訪れる二人だが……。時を超えた愛憎と狂気が渦巻く、慟哭の傑作ミステリ。 文庫書き下ろし

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連弾 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは...「凄い」(^ ^; 緻密なストーリーの組み立てが凄い(^ ^; 犯人の行動の原動力となっている「狂気」も凄い(^ ^; 

    ⚪︎⚪︎ガールシリーズで知られる佐藤西南氏だけあって、メインの探偵役はいたいけな(?)女性刑事。温大卒で音楽隊採用なのに、なぜかバリバリの一線で刑事として活躍してい

    0
    2024年02月15日

    Posted by ブクログ

    佐藤青南氏の作品。
    警視庁捜査一課の音喜多刑事とタッグを組むのは、警視庁音楽隊を目指す音大出身の所轄の鳴海 桜子。

    一風変わった経歴の鳴海たちが向かうのは、公園で発見された男性の遺体。
    遺留品にあったクラシックコンサートのチケットから、音楽関係者を訪れる二人。
    そこには、はるかな時を超えた愛と憎悪

    0
    2023年05月28日

    Posted by ブクログ

    身元不明の遺体から始まる殺人事件。
    容疑者が浮上してくるのもわりかし早い段階だったがそこから容疑者やその回り、被害者の身元などが現れてきて、読み進めやすかったかな。
    中村亘の狂気さが徐々に現れてきてゾッとする部分もあったが、中村亘の生きざまが切なく感じる。

    0
    2023年06月20日

    Posted by ブクログ

    初作家さん。面白かった。

    都内の小さな公園で、死体が発見され、捜査一課の音喜多弦は、玉堤署刑事、鳴海桜子と捜査を開始した。

    鳴海桜子は、絶対音感の持ち主で音楽隊志望のちょっと天然な刑事だが、見かけによらず、職質のスペリャリストと呼ばれていた。

    被害者の遺留品にクラシックコンサートのチケットがあ

    0
    2023年06月10日

    Posted by ブクログ

    鳴海桜子シリーズ、めちゃくちゃ面白かった!

    ストーリー展開が、過去と現代を行き来するので、そのテンポに乗るまでは、違和感があったけれど、こういうものだ。と分かれば、スラスラ。

    鳴海桜子さんの症状には、全く気づかず、それが出てきた時は、「ええー!!でもらたしかに!!」ってなったけれど、それに気づい

    0
    2023年04月25日

    Posted by ブクログ

    鳴海桜子がとても面白い。

    観察力がずば抜けていて、ちょっと抜けているのかと思うと、「全て計算なのか?」と思わせる桜子。今まであまり読んだことのないキャラクターが癖になる。

    音楽隊志望なのに刑事に配属される理由がよく分かる。でも誰が音楽隊への志望を握りつぶしているのか。続きを読みたくなる。

    0
    2023年03月08日

    Posted by ブクログ

    2作目を予約しようとしてしまい、慌てて1作目を予約しました。

    面白かったです。
    過去と現代が徐々にリンクしてきてどんどん引き込まれました。

    一風変わった警察音楽隊希望の鳴海と組むことになった音喜多刑事。捜査会議とか挟まれるわけではなく現代は2人で事件に迫っているので、冗長的にならず良かったです。

    0
    2022年10月07日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    新しいシリーズになるのかなぁ?
    県警捜査一課の音喜多弦と所轄刑事課の音楽隊志望の鳴海桜子が事件を解決していく。
    桜子の天然と鋭い観察眼に唖然とする。

    0
    2022年09月21日

    Posted by ブクログ

    公園で発見された死体の殺人事件から始まる物語。
    時系列に物語は進み、現代とリンクした時様々な謎が明らかになる。
    少年と少女のピアノにおける様々な出来事。
    彼らが大人になり再会した時に、心に歪みが発生して。
    彼らに関する出来事があまりにショッキング過ぎて事件の事は印象に残らない程に。
    歪んだ愛憎劇とい

    0
    2022年03月28日

    Posted by ブクログ

    ベートーベンを道しるべとして、一人の男の過去と狂気に迫っていく。そんなお話です。才能と欠落、努力と挫折、そんなどこかもの悲しさもあるストーリーです。

    0
    2022年02月19日

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