ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
青春は遙か彼方へ過ぎ去り、自分より好きだった人はもういない。なんとなく独身で、テレビ制作会社の非人道的な労働環境下で働いてきた夏、ボクにバグが起きる。その瞬間、手にしたかったものが目の前を駆け抜けたような気がした。「この切なさは事件だ」とネットと文学界をザワつかせた著者の最新作、切なさと事件はつづく!
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
燃え殻さんの小説に登場する人々はみんなやさしい。ただの夏の物語だけど、読んでいて自分の気持ちが軽くなる読後感。人によっては感じ方が違うかもしれないけど、少なくともロスジェネ世代にははわかる感じかも。燃え殻さんの小説やエッセイは中毒性があるな。
各章のタイトルが全てを物語っていて好きだった。 知り合って、関係を築いて、特別になって去って行く。今思うと短期間だったことも多い。 そんな出会いは意外と多くて、どんなに短くても、あのタイミングで会えたことは何かを与えにきてくれたんだと思わずにいられない。 名付けようものない関係の相手にとっても大事...続きを読むな存在だったら尚更いい。 人生を長い目で見たらそんな出会いで溢れている。 切ないかもしれないけど、そういう記憶が後で振り返った時に満たしてくれるのかもしれない。 イントロを聴いただけで、いつかの夏に戻される曲はありますか? -シンディーローパーのTime after timeのイントロを聴くと、クーラーの効いた涼しい夏を思い出す。 はぁ、切ない!!
毎日少しずつ読み進めようと思っていたけれど、気がついたら一気に読み終えてしまった。 妙にリアルでいつか自分の周りでも起こりそうで起こらないような出来事だからこそ、先が気になって作品にのめり込んでいた気がする。
Instagram友達の投稿で知った”燃え殻”さん。なんとも気になるネーミング。 うん、雰囲気がとても心地良い物語風景だった。この本の主人公は40代でブラックな制作会社勤務の男。同じマンションに住む少女明菜。母親はいつも酒の匂いを漂わせている。あと結婚式の披露宴で知り合った優香ことユカ。仕事は風俗...続きを読む嬢。この3人のひと夏の出会いと別れが綴ってある。あと死にかけの大関が良いエッセンス。 刹那的でサバサバとしているように感じるが、その裏で各々が抱えているちょっぴりシリアスなことが垣間見える。タイトル通り、本当にその3人の関係性の短さ。それは3人に必要だったのか不要だったのかは分からない。でもその偶然性を切り取って作品になるのだ。映画になりそうで詩的な印象。読後感もスッとする。それは3人ともが粘着質じゃないからか。 今自分の過去を振り返ってみると、その時その場だけの脆いつながりもたくさんあった。ってかほぼそうかもかもしれない。が、それが意外と後の自分に少なくない影響を与えている。アップデートしていかないと生きにくいからそんな風になるのかな。
去年の秋にこの小説を知って、読みたいけどどうせ読むなら夏が良いな!と思って一年我慢した挙句、結局秋に読んでしまった じゃあ去年のうちに読めばよかったと思ったんだけどこうなったからには仕方ない すごく読みやすくてスルスル読みすぎて半日もかからなかった 分かりやすく素敵な表現が多くて燃え殻さんの小説、...続きを読むクセになりそう 「ボクたちはみんな大人になれなかった」の映画版の雰囲気も好きで期待していたのですが、全く期待通りでした こんなにも短期間でたくさんの出会いがあってその全てが呆気なく散っていってとても寂しい 私ひとり取り残されてる感じを味わっている。 結果、全員に良い風に影響があったならそれでいいんだけど にしても大関良いキャラしてるなあ〜。最後のシーン、すごく好き でもやっぱり夏に読みたかったかもしれないな
読書の習慣が全くない私ですが、BE:FIRST のレオくんが出演された燃え殻さんのラジオ番組を聴き、レオくんがこの本を読んでいた事を知り購入に至りました。不純な動機ですね。でもその時聞いた燃え殻さんの言葉〝勝ち負けじゃない、右に曲がるか左に曲がるかの違い”を聞いてとても刺さりました。どんな小説を書か...続きを読むれるんだろうかとワクワクしながら読みました。 活字に慣れてない私でもスラスラと読める柔らかい文章。特にクライマックスがあるわけでもない、淡々としたお話しでありながら惹きつけられ、最後は涙が出ました。しばらく読書にハマりそうです。次は、燃え殻さんがレオくんにプレゼントされていた本達を読みます(不純)
主人公は40代、独身ワーカホリックで日々を淡々と生きている。多少の違いはあるものの違い同年代で独身の自分は強く感情移入してしまった。 物語の中で作られる擬似家族の時間に皆幸せを感じつつも、それが長く続かない時間だと主人公以外皆が分かっている様子なのがとても切ない。気の許した仕事仲間の癌、1日しかない...続きを読む子供の頃の貴重な誕生日、淡々と過ぎていく満足していない日常、読み終わってみると仲の良い人や大切な人と別れたような寂しさを感じた。
どんな感想を書いてもネタバレになってしまいそうで、感想が書けない。 僕にとってはいいタイミングで読めたような気がする。
残酷なくらい否応なし、人生いろんなことがある これから先もいろいろあるだろう 目の前にいる人も、すれ違う人も、みんな知らない人生を歩んでる 高校生みたいに話したり、わけもなく笑えたり、そんな瞬間の愛おしさ。 忘れがちだけど、そこに幸せがつまってる。 登場人物が魅力的。大関さん、かっこいい。
【フライドポテトの食べ方ひとつで、相性なんてすべてわかる】 ゆるやかに、良くない方向に事が進行している事は分かる。けどそれを止める手だても、ヒロイックな行動力もない。ただゆっくりと受け入れる、人と交流を持つってこういう事だよなって何だか一人納得してしまう一冊でした。 本格的な夏のはじまりの前に読めて...続きを読む良かった。 じっとりとした湿度を感じる一冊でございました。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
これはただの夏
新刊情報をお知らせします。
燃え殻
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
大人になる方法
深夜、生命線をそっと足す
すべて忘れてしまうから
それでも日々はつづくから
ブルー ハワイ
ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫)
夢に迷って、タクシーを呼んだ
「燃え殻」のこれもおすすめ一覧へ
▲これはただの夏 ページトップヘ