小さきものたちのオーケストラ

小さきものたちのオーケストラ

ナイジェリアの貧しい養鶏家の青年チノンソは、富裕層の女性と恋に落ちた。彼女と結婚するため全財産をなげうってキプロスに向かうが、そこで待ちうけていた運命とは――。「新しいアフリカの才能」と称される著者による、ナイジェリア神話を取り入れた大長篇

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小さきものたちのオーケストラ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    最近ミステリを読まないのは意味のなさない長い人名、役職の肩書きなど単語が長文化したものの羅列に振り回されたあげく、中身もないので、ただ車酔いだけしただけのような感覚に陥るからである。
    この作家はそうとう血肉削って書いてるのだろう。たまにつるっと骨と肉が離れるチキンもあれば、反対に、ぼそぼそ骨にこびり

    0
    2021年11月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    チノンソはとても心優しい人で人の為に動ける人ではあるけど物語が進むにつれて元々の気質である暴力性だったり自己犠牲的だなぁと思った。

    物語が不運すぎるのもあってか怒りや悲しみ羞などの心の描写が分かりやすい

    人の出来る限界、人に降り掛かる不運についても、鶏は何が起こっても泣いて喚く事しか出来ないと重

    0
    2022年12月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み進めるにつれて、気分が重くなった。

    優しさの影も形もない姿になってしまった宿り主。それが、彼女への愛と、負った苦しみの大きさを物語る。

    小さきものたちとして生まれたら、仕方のない結末なのだろうか。この後の人生で幸せを感じる出来事があることを願いたい。

    一方で、いつも復讐に燃えている宿り主は

    0
    2022年05月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小さきものたちのオーケストラ

    著者:チゴズィエ・オビオマ
    訳者:粟飯原文子(あいはらあやこ)
    発行:2021年7月25日
    早川書房

    唯物Vs観念

    ナイジェリア出身、アフリカ文学の若手作家の第2作。英国の最高賞であるブッカー賞の最終候補作。現在はアメリカのネブラスカ大学で教鞭をとりつつ執筆。

    0
    2021年11月25日

小さきものたちのオーケストラ の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    576ページ
  • 電子版発売日
    2021年07月14日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

閲覧環境

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