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松村宗棍(まつむら・そうこん)は13歳の頃、友だちをいじめる少年たちを打ち倒した。それによって高名な武術家・照屋(てるや)に武の才を見出され、彼に弟子入りする。元服を迎えて首里王府の役人となるが、強さが評判を呼んで、国王に御前試合への参加を命じられる。思いがけず琉球屈指の強豪たちに挑むことになり――。国王との交流、「最強」の妻との出会い、好敵手との決闘、猛牛との闘い、弟子の自害……様々な出来事に直面しながら、彼は本当の強さを追い求めていく。しかし、琉球王国崩壊の足音が聞こえ始めていた……。幕末、琉球王国が滅びゆく時代に、国王の武術指南役を務めた松村宗棍。強さとは何かを追い求め、琉球空手の礎を築いた男の生涯を描く、著者入魂の長編。
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年04月26日
ベストキッドかと思いきやそうでもなかった
空手の祖である人物の話のようだが、闘いの描写が簡潔すぎて物足りなさを感じる
巻末の解説でこの闘いの描写手法が今野敏が辿り着いた境地と説明があったが‥
この人物の周辺の作品がいろいろあるようで、それらを全て読んだら感想も変わってくるのか
現時点では、評価しづら...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月28日
池上永一著「黙示録」を読んだ後「宗棍」をたまたま読みビックリ
どちらも琉球が舞台
こんな奇遇があるのかと
宗棍は琉球唐手、黙示録は琉球踊り
時代は若干琉球踊りの方が古い
さて、宗棍だが今野作品の空手などの武闘関連の作品をいくつか読んだがその中では面白かったと思う。
主人公の成長や最後の日本政府示現流...続きを読む
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