福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳

福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳

1,650円 (税込)

8pt

4.0

近代化に影響を与えた福沢諭吉は、「冒険の人」でもありました。若いころに故郷を飛び出して長崎、大坂などで学び、開国後は洋行使節に紛れ込んで、西洋の地を踏みました。

そんな福沢諭吉が明治維新直前に出版したのが、日本初の海外旅行ガイドブック『西洋旅案内』です。切符の買い方や旅程など実用的な情報はもちろん、政治制度や価値観の違いなど、あらゆる事柄がとらえられています。

この『西洋旅案内』の現代語訳を通じて、福沢諭吉ら幕末の武士が驚いた西洋文明の有様を本書で描きました。時代背景を理解しやすいよう、解説を交えているので、予備知識は必要ありません。本書を通じて19世紀欧米への船旅をお楽しみいただけると幸いです。

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福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    福沢諭吉が1859年に自信最初の海外渡航を経て明治維新が起きる前まで三度わたる海外経験を旅行ガイド本として出版した西洋旅案内を現代語訳した。

    福沢諭吉が初めて海外に行ってから150年しか経っていないというのも意外と驚くところだが、当時日本の感覚からしたら福沢諭吉はかなり好奇心旺盛で積極的に英語を学

    0
    2021年09月03日

    Posted by ブクログ

    福沢諭吉が書いた「西洋旅案内」を現代語訳とともに解説を読み進めていくもの。

    150年前の西洋や欧米の文化に触れた日本人の様子の面白いこと!興味津々の諭吉に対して保守的な人も共に旅していて(当たり前だが)、その対比もまたいい。
    現代語訳だから難なく読めるし、解説でより当時を理解できる。

    項目も細か

    0
    2024年04月13日

    Posted by ブクログ

    福沢諭吉の『西洋旅行案内』の現代語訳と著者の解説。
    日本には牛車があったのだから馬車も驚かないと思ったが、馬車には驚いたとか、ひとつひとつ当時の日本人の常識に「へー」と思う。
    そして、日本がこのとき外国では……?と世界史と結びつけて考えるのは難しいのだが、日本人の西洋旅行記なので、当時の日本の様子と

    0
    2022年04月28日

    Posted by ブクログ

    福沢諭吉のイメージが変わった福翁自伝から読んでみたくなった本。西洋旅案内の現代語訳。昔の人も賢いなと思った。

    0
    2022年01月18日

    Posted by ブクログ

    明治維新前に3回も海外へ行ったのに驚いた。
    色んなことを調べて、本では分からないことを、聞き回って、情報収集していたのはすごい。
    明治では官職につかずに、英語塾を開いて、次世代の人材を育てたのは、海外を見て日本の官僚に幻滅したからだろう。
    英語塾に手塚治虫の祖父 良仙が医師の卵としていたのは、初めて

    0
    2021年09月20日

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