下剋上

下剋上

913円 (税込)

4pt

3.8

<目次>
はじめに 下剋上の特質は何か
第一章 長尾景春の叛乱と挫折
第二章 伊勢宗瑞の伊豆乱入
第三章 朝倉孝影と尼子経久の困難
第四章 長尾為景・景虎(上杉謙信)の幸運
第五章 斎藤利政(道三)の苛烈
第六章 陶晴賢の無念
第七章 三好長慶の挑戦
第八章 織田信長から秀吉・家康へ
おわりに 下剋上の終焉へ

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下剋上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月30日

    「用語」が一定程度は人口に膾炙している他方、「実際は?」というモノが幾らでも在るような気がするが、そういうテーマを選び、一般読者向けに説くというのは「新書らしい」というように思う。本書はそういう一冊だ。
    「下位の者が、主体性を持って、実力を発揮して、上位の者の権力を制限したり、それを排除したりするこ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月15日

    戦国時代において主要な下剋上と見なされる事例を取り上げ、その経緯や背景をたどることで実像を示そうという一冊。失敗事例も含めて検討されており、戦国時代を特徴づける一つの社会動向を理解する入り口になる内容。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月02日

    下克上といえば、社会の変革を牽引した最大の要因と思っていたけど、それでも「身分制社会の枠組み内にあった」というのは新鮮だった。
    下克上を狙う人間も、上の地位を利用しようとしていたし、上の地位に就かなければ、社会を統べることはできなかったわけだ。当然ながら地位と身分は不可分の関係だったのだから。
    身分...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月30日

    今の自分の興味の関係上、最近よくこの方の本をよく読むんだけど、内容もライトでマニアックすぎず笑、とても読みやすかった。
    下剋上の始まりから終わりまでの流れが大まかに理解できて、読む前の目標は達せられた感じ。

    0

    Posted by ブクログ 2021年06月21日

     後北条氏の研究などで近年の戦国時代研究を活性化してきた著者が、戦国時代と言えば皆がイメージする「下剋上」をテーマとした一般書。

     一般読者が思い描く下剋上は、江戸時代の軍記物語などで形作られたものも多く、比較的近年の研究によって史料に基づいた史実の確定が出来てきているようである。そう言った意味で...続きを読む

    0

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