合成生物学の衝撃

合成生物学の衝撃

800円 (税込)

4pt

4.3

人間を“改造”する技術はすでに実在する!
DNAを設計し人工生命体を作る――。ノーベル賞受賞のゲノム編集技術や新型コロナワクチン開発、
軍事転用など最先端科学の表と裏。

生命の設計図であるゲノムのデジタル改変を可能にした合成生物学。この技術で、人類は自然に存在しない
生命体を誕生させることに成功した。医療などで応用が期待される一方、軍事転用の危険も指摘される
“神の領域”の科学。第一線の科学者や巨額の投資を行う軍当局を取材し、その光と影に迫る、渾身のリポート。

※この電子書籍は2018年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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合成生物学の衝撃 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    わずか数カ月で新型コロナウイルスのワクチンが開発されてしまったことには驚きを禁じ得ないが、その背景には、合成生物学があったことが本書でよくわかる。

    振り返ってみれば、数年前、中国の研究者がゲノム編集を施した双子を誕生させ、世界中に衝撃を与え、そして非難されたことは記憶に新しい。その背景には、好むと

    0
    2021年12月31日

    Posted by ブクログ

    合成生物学と呼ばれる学問を知らなかった。
    もっと難しい内容なのかと思ったら、とてもわかりやすく
    最先端の技術を知ることができた。
    昨今の肺炎ウィルスが、人工的に作られたものではないかとの噂をネットで目にしたため、興味が沸いたので読んでみたというわけです。

    「デュアルユースジレンマ」は生物学だけに限

    0
    2021年07月08日

    Posted by ブクログ

    須田桃子(1975年~)氏は、早大大学院理工学研究科修士課程修了、毎日新聞科学環境部記者等を経て、NewsPicks副編集長。『捏造の科学者 STAP細胞事件』(2014年)で大宅壮一ノンフィクション賞、科学ジャーナリスト大賞受賞。
    本書は2冊目の単著で、2018年に出版、2021年に文庫化された。

    0
    2021年11月17日

    Posted by ブクログ

    専門的な話ではなく研究者に焦点を当てて書かれている。
    研究者からしたら可能性のあることはやってみたくなるだろうから社会的な議論をっていうところは同意できるな。

    0
    2021年07月17日

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