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Posted by ブクログ 2024年01月28日
これほど読むのが辛かった本はなかったかも知れません。途中まではこの本を読み始めたこと、購入したこと、存在を知ったことを後悔しながら読んでいました。ですが、手に取った以上最後まで読むしかないという覚悟は消えませんでした。雰囲気が少し変わってきたのはカレンとのエレベーターの中での会話から。そして4月10...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月29日
凄惨ないじめを受けて加害者を撃ち殺し自死した大好きな兄。仲が良く楽しかった家族もその日から苦しみ、変わってしまう。苦しみも悲しみも決してなくならず、それを抱えて思い出しながらも生きていくのが読んでいても辛い。
それでもちょっと変わった魅力的な友だちや隣人に出会って、重いものを抱えたままでも笑い合える...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月30日
古き良き、アメリカのロードムービーのように楽しめました。舞台はカナダですが…。
やさしいお兄ちゃんが、いじめられた末に学校に銃を持っていき、いじめっ子を殺して、自分も死んでしまう。残された家族のその後を描いたハードな設定ながら、出てくる人たちは、みんな個性的でチャーミングな人ばかり。痛みを持った人が...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月12日
4ヶ月前に父と二人だけでバンクーバーに引っ越してきた13歳(8年生/中学1年)のヘンリー。赤毛にそばかすがあって、低身長で太めなことを気にしていた。学校ではオタクでいじめられている中国系のファーリーと親しくなっていったが、極力目立たないよう、いじめの標的にならないように気をつけていた。
ヘンリーには...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月13日
13歳のヘンリーがカウンセラーにすすめられて
「しぶしぶ」書き始めた日記。
こんな日記に意味はない…。
ヘンリーはそう思いながらも、
嫌な日常を「ぶちまけ」ていく。
そうして物語は
ヘンリーの身の回りに何が「起こっているのか」
何が「起こった」のか、ヘンリーの心の変化を通して明かされていく。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月15日
これ程重いテーマを、ユーモアを交えながら読ませてしまう描き方に感心した。
事件の加害者や自殺で残された家族の想いはどれ程のものか、至らない想像でさえ胸が張り裂けそうになる。
いじめから始まった出来事が、たくさんの人に傷を与え、人生を変えてしまう。
事件が起きた時、世論は被害者の家族の悲しみに寄り添う...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月22日
コピー、ペーパーシリーズで名前をきく、スタンプブックスをはじめて手に取る。
欧米のYA小説が今でも好物なので、またスタンプブックスを読んでいきたいと思う。
読んですぐに、うわーやばいものを読み始めてしまった、と思った。
自分の長男次男とほぼ雰囲気が同じだったから。
長男はasdやADHDのわかりや...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月17日
Reluctant = しぶしぶの、いやいやながらの
カナダはバンクーバー島の田舎町にくらしていたヘンリーの家族。
まだ、彼は12歳のちっぽけな弟だった。
兄さんが、自殺した。
ある事件と共に。
田舎町では噂がすぐに広まり、一家は嫌がらせにあい、都会へと越していく。
その上、母さんも、父さん...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月25日
ヘンリーの兄ジェシーは、父親の猟銃で自分を執拗にいじめていたスコットを撃ち殺し、自分も同じ銃で自殺した。残された家族は、地域の人たちから嫌がらせを受け、母親は精神科に入院、ヘンリーと父親は事件が知られていない町へ引っ越した。
ヘンリーはカウンセラーのセシルから、見せなくてもいいから日記を書くように勧...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月07日
兄のおこしてしまった事件をきっかけに、13才のヘンリーは住み慣れた町を離れ、父親と2人きりで暮らすようになります。事件後兄は自殺し、そのため母も父もヘンリーも心に深い傷をおっています。ヘンリーはセラピストに勧められノートに自分の気持ちや起こった出来事を書き留めるようになります。次第に明かされる過去の...続きを読む
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