シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録

1,900円 (税込)

9pt

コロナ禍で苦境に置かれた飲食業界。
補償なき自主休業か、儲けの出ない営業か、
それとも他に道はあるのだろうか。
レストランやお店を続けることはできるのか。
料理人であり、スタッフを抱えるリーダーでもある
シェフたちの心は揺れに揺れた。

2020年春の緊急事態宣言、そして冬の感染再拡大を前に
シェフたちは何を思い、どう動いたのか。
そして「これから」のお店の舵取りは。
フランス料理のグランメゾン、
横丁の老舗にオフィス街の新店――。
刻々と変わりゆく状況下、
シェフたちへの取材をライフワークとする著者が、
願いを込めて書きとめた34人の言葉の記録。

...続きを読む

シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    コロナの中で料理人達が如何に考え行動したかのインタビュー記録。各人各様に素晴らしい思想と行動で感銘を受ける。もはや外食に行くのは「たまに」のことになってしまったが頑張る料理人達を応援に伺いたいと思わせる1冊。是非、我身事と思って読んでみてください。

    0
    2022年03月27日

    Posted by ブクログ

    コロナが落ち着いた今読むと、どのシェフの対策もそれぞれが正解なのではと思えます。
    読んでいて、他のシェフとタイプが違うな、と感じたのは「マンナ」の原さんと、「眠庵」の柳澤さん。
    柳澤さんに至っては前職が化粧品会社の研究員だったせいか、飲食の話より日本のクラスター対策やワクチンの話が多い感じでした。そ

    0
    2021年12月17日

    Posted by ブクログ

    今、このコロナ禍真っ只中を自分も生きる中で、その人気だけでなく哲学も併せ持つシェフたちが何を考え、どう行動したかの記録はとても読み応えのある、自分の行動についても考えさせられる1冊だった。

    0
    2021年07月22日

    Posted by ブクログ

    前に読んだ作品(シェフを続けるということ)がよかったことと扱われているテーマに強い関心を持ったので手に取ってみた。タイトルどおり34人のシェフ達へのインタビュー集で、飲食店に対し「要請」が出た昨年の四月時点に聞き取った内容を逐次noteで公開したものに対して昨年の十月時点でフォローインタビューを行っ

    0
    2021年06月23日

    Posted by ブクログ

    2020年2月まで連日満席だった。3月25日小池都知事からの「不要不急」の呼びかけから予約は全てキャンセル。何の補償もされないまま飲食店は先の見えない苦境に立たされる。休業か時短か、テイクアウトや新事業を始めるか、それとも何も変えないか。本書に登場する飲食店はジャンルは様々。立地も客層も様々で老舗で

    0
    2021年05月26日

    Posted by ブクログ

    2020年3月、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの宣言を受け、日本でもコロナ禍が顕著になっていった。東京で「不要不急の外出自粛」の要請がなされたのが3月25日のこと。外出をやめよう、会食をやめよう、となったときに、大きな打撃を受けたのが飲食店だった。
    さて、どうするか。
    その判断は個々の店で異

    0
    2021年11月11日

    Posted by ブクログ

    シェフとしてできる人は人間としてもできる人なんだなぁとしみじみ思った。前向きだし、粘り強いし、努力するし、アイデア豊富だし。
    今、少しコロナが落ち着いて、私自身もとても元気が出てきたし、行動力も戻ってきたけど、もっとおとなしく引きこもって、それなりに楽しんではいたけど不安だった時に、この本を読んだら

    0
    2021年11月08日

    Posted by ブクログ

    未曾有の事態でシェフたちの苦悩や試行錯誤が書かれており、読み応えがあった。
    テイクアウトをするにしても、やるに至るまでの考え方やプロセスは様々だし、立地や普段の客層などでも違うし。
    行ったことのある店や気になる店も多かったので、今も営業を続けてくれてることに感謝。

    0
    2022年07月03日

    Posted by ブクログ

    「自粛って、人の良心に訴えて、命令ではないから誰も責任とらない。」この本のシェフたちは強い。でもこの飲食業の元々いつ潰れてもおかしくない、みたいなところが、政府に期待しない、自粛にもそれぞれただ耐える、という行動に繋がったのかな。たくさんのインタビュー読んでそう思った。神泉のオルランドは飲食の売り上

    0
    2021年11月03日

    Posted by ブクログ

    常連で予約取れない店ばかりだそうで、コロナ落ち着いても多分一生行けないような気がする。都内の一等地でご近所さんに限りって言われてもなあ。関内の小さい飲み屋の貼り紙に「政府が頼りにならないから休業するしかない」って、そんな店のがずっと多いんだろうなあ。政治家ってなんのためにいるの?

    0
    2021年10月05日

シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春e-book の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

井川直子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す