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「世界史」はここに始まる 歴史を動かしたのは宗教改革でもルネサンスでもなく、グローバル商人だった!? 欧州、新大陸、日本と、世界史が一つにつながった時代。 けっして豊かではなかったヨーロッパが世界を支配できたのは何故か。その答えは 「グローバル化」にある。イベリア半島からの船がアジア、新世界に進み、世界をひとつに結ぶ。 それは戦国日本をも組み入れた「世界交易ネットワーク」の形成だった。 ダイナミックな新しい「世界史」。
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Posted by ブクログ
宗教改革・対抗宗教改革、宗教戦争・戦費調達・財政制度の近代化・課税・国境・主権国家の誕生、グーテンベルク革命、イエズス会・軍事革命・武器輸出、ユダヤ人の商業ネットワーク、科学革命、銀・ポルトガル商人・南米・マカオ・石見銀山、海運。 ほんと世界史は面白い。
グローバル化が始まり欧州基準が世界を席巻し始めた時代。16世紀はどのような時代だったのか、日本からポルトガルまで科学と交易、特に宗教改革よりもイエズス会を中心としたカトリックや、近代主権国家の成り立ちに言及。
<目次> 序章 「世界史」はいかにしてはじまったのか 第1章 大航海時代~グルーバル交易ネットワークの誕生 第2章 世界史から見た「宗教改革」 第3章 宣教集団にして死の商人~イエズス会の世界戦略 第4章 科学革命とキリスト教 第5章 カール5世とスレイマン1世~16世紀前半の世界 第...続きを読む6章 フェリペ2世vs主権国家~16世紀後半の世界 第7章 世界史に組み入れられた戦国日本 まとめ <内容> 教養新書としては、ざっくりな内容かもしれない。帯に「歴史総合」を学ぶ人必読!の怪しい文字も…(つられて買った私も…)。専門は16~18世紀のバルト海貿易だそうで、まあ、タコつぼの専門を脱することも必要かもしれないが、それは読者側の仕事のような気もする。わかりやすいことはわかりやすい。でももうちょっと中身が欲しい気もする…。
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16世紀「世界史」のはじまり
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玉木俊明
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