義経の東アジア

義経の東アジア

1,500円 (税込)

7pt

3.0

〈源平合戦の勝敗は、黄金と銭が決した!〉

なぜ、奥州藤原氏は義経をかくまったのか。
なぜ、平清盛は福原に遷都したのか。
なぜ、頼朝は弟義経を殺したのか。

十二世紀、中国大陸の宋と金の興亡が、日本へ膨大な富をもたらし、平氏政権を生んだ。
対外貿易に依存する「開国派」の平氏と奥州藤原氏に対して、農本主義に徹して強固な軍事組織を築いた「鎖国派」源頼朝。
東アジアの富と思想の往来、社会経済の転換から、源義経が生きた源平内乱期を俯瞰的に捉え直す。

巻末には、小島氏、保立道久氏(日本中世史)、加藤陽子氏(日本近現代史)との座談会「『新しい時代区分』が必要だ」を特別収録。
従来の枠組にとらわれず、日本の歴史を文明史的視点で再構成する。

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義経の東アジア のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     平家台頭から源平合戦、鎌倉幕府設立に至る武家の成長、独立の時代の意義、特色を、広く東アジアにおける時代環境の中で論じた書。

     中国大陸では、遼・金と宋(南宋)の南北並立時代であった。 
     平家、平清盛が権力を振えた一つの理由が日宋貿易からの巨富であったが、中国からは宋銭、日本からは金(ゴールド)

    0
    2021年04月30日

義経の東アジア の詳細情報

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