足利義満 消された日本国王

足利義満 消された日本国王

748円 (税込)

3pt

3.7

「逆臣・足利義満」というイメージはなぜ生まれたのか? 気鋭の歴史学者が、最新の知見と朱子学研究の成果をもとに、新たな義満像を描き出す。歴史認識ががらりと変わる一冊。

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足利義満 消された日本国王 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歴史をテーマにした新書には、ときどきものすごい本(下手な表現だけど、変わる言葉が見あたらない。)がある。
    本書でもたびたび引用されているけれど、「室町の王権」(今谷明 著)はそれの代表事例。歴史教科書で出ては来るけれど、「独裁体制を打ち立てるため守護大名をいくつか潰したり、南北朝統一を達成し、室町幕

    0
    2012年06月02日

    Posted by ブクログ

    著者も書いているが、この本は小説ではなく、一切の希望や妄想が排除されねばならず、事実のみで構成されてしかるべきものである。

    足利義満という室町の武家についての私の印象は、地味、ハゲ、金閣、日明貿易、といった高校日本史レベルのものである(ヒドいな)。

    非常にアカデミックな内容で知性をまさぐる内容と

    0
    2017年03月13日

    Posted by ブクログ

    この一冊はもっと高く評価してもいい気がするが、何分筆が走りすぎているというかエッセーなので・・・。
    しかし、日本において、中華皇帝の権威を元にした政権ができそうになっていたこと、そして、それは「天皇になろうとしたか否か」といった日本史的な文脈とは一切関係ない、東洋史的な事件である、といったこの本の主

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    かつて東アジア世界で日本が日本として生きていくために活躍した、一人の偉大な政治家がいた。
    その名は足利義満。
    いま、日本の行く末が不透明になりつつあるなか、六百年前に「この国のかたち」を明確に構想し、周囲の雑音を一掃してその構想に向けて邁進したこの人物に、われわれは学ぶべきことが多い、

    0
    2011年04月11日

    Posted by ブクログ

    2009.09.08
    ちょっと脱線おおいです。エッセーのような笑
    面白かったけどちょっと読み辛かった

    0
    2009年10月08日

    Posted by ブクログ

    中国から見た日本史の一環。今まで利益を得るために明にへつらった国辱者と言われていた義満を、国際関係を深く理解した孤高の改革者という位置づけにしています。
    説得力あると思いますが、こうすると北条時宗の評価と逆転するし、抵抗多いだろうなあ。
     脱線が過ぎるので評価はきびしめに。

    0
    2009年10月04日

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