宇宙の春

宇宙の春

2,090円 (税込)

10pt

3.7

いま宇宙は真冬であり、わたしは宇宙最後かもしれない星に向かっている――宇宙を漂う放浪者がその滅びゆく美しさを想う表題作など10篇を収録。『三体』などの中国SF翻訳者・紹介者としても活躍する短篇の名手ケン・リュウが贈る日本オリジナル短篇集第4弾

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宇宙の春 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    さすが名手のクオリティ。特に最後の「歴史を終わらせた男」は、その内容からケン・リュウという作家が誤解されることを心配した選者がこれまであえて収録していなかったというだけあるインパクトの強い作品。著者の引き出しの多さが存分に楽しめる好編。

    0
    2021年04月04日

    Posted by ブクログ

    読むのがつらい作品も。つらいというのは読みにくいとかつまらないとか言うのではなくて、かつて日本がしてきた史実を突きつけられるようで。

    星新一っぽい『古生代で老後を過ごしましょう』○

    0
    2021年04月19日

    Posted by ブクログ

    読書備忘録620号。
    ★★★。
    う~ん。私の感性が衰えたのか・・・。
    叙事詩的な雰囲気をもったケン・リュウのSF短編集にあまり感じるものが無かった・・・。
    何篇かに触れる。
    「宇宙の春」宇宙には春夏秋冬があるというお話。
    「ブックセイヴァ」作者が必ず入れてくる図書もの。
    「灰色の兎、深紅の牝馬、漆黒

    0
    2021年11月15日

    Posted by ブクログ

    ケン・リュウを読むのはこれで3冊目で、贅沢な言い方をするならば、その読み口に慣れてきてしまったなという気持ちはあった。特に、SFに東洋文化を絡めながらウェットな読み口に仕上げるような作品群において。

    その中でも光るものはやはりあって、今回で言えば『思いと祈り』『歴史を終わらせた男』の2編については

    0
    2021年05月14日

    Posted by ブクログ

    縦長のペーパーバックは軽いし気軽に読めていい、という形の感想は置いといて、中国系米国人の作者によるSFが10編入った短編集で、特に期待せず読み始めたが、まぁこれがなんとも目新しいというか独特で、「三体」といい中華四千年の歴史の半端なさを感じさせられる。個人的には「ブックセイヴァ」がベスト。

    0
    2021年05月07日

    Posted by ブクログ

    中国系アメリカ人作家の日本オリジナル作品集(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)その4。1・2集あたりはとても楽しくてワクワクしながら読み進めたのだが、前作、そして本作もだいぶ手こずった。難解そうな作品を後回しにしたのだろうかと思ったりもするが、この作家の奔放な想像力にこちらの老化した脳がついていけないだ

    0
    2021年04月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ケン・リュウのハヤカワの新書は全部買っているけれど、これは私の中で「紙の動物園」に迫るかも。ただ、第二次大戦でアジアを支配していた日本の話が2篇あるので、とても重い。初期の短編集に「歴史を終わらせた男」を入れなかったという判断もわかる。


    「マクスウェルの悪魔」
    戦時下の沖縄ユタの血筋の日系アメリ

    0
    2023年01月04日

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