あしたの官僚

あしたの官僚

2,090円 (税込)

10pt

厚生労働省キャリア技官の松瀬は、個性的過ぎる部下や同僚の尻拭いに奔走しながら、国会議員、関係省庁との板挟みに苦悶する日々を送っていた。そこに突如、新潟県で謎の公害病が発生。孤立無援のまま原因究明に追われるが、ある謀略により「忖度官僚」として国民の非難の的となり……。切実すぎる新時代の官僚小説。

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あしたの官僚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いい意味でベタな小説でした
    起承転結がしっかりしているというか、流れが綺麗で文体も読みやすい小説です
    一刻を争う、色々な人の利害が絡み合う政治の世界の一端を目の当たりにした感じです
    中松はどうなったのかな……

    0
    2022年01月22日

    Posted by ブクログ

    『ブラック職場:若手官僚が見出す希望の光』

    国会対応などのため、深夜まで残業が及ぶ官僚。最近では不祥事が続いたり、無能な政治家の責任を取らされたりと、志望者が減っている。そんな官僚のやるせない様子が綴られていくが、最後には主人公の熱意が。。。現実もこんな風になれば良いのにな。

    0
    2021年06月16日

    Posted by ブクログ

    114厄災者が多かった作者の政治的挑戦。超エリートたちの真剣な業務遂行の一端が見えたと思いたい。次は国交省あたりを舞台に新作を頼みます。

    0
    2021年09月16日

    Posted by ブクログ

    厚生労働省の若手官僚 松瀬尊の仕事ぶりを克明に描写した物語だが、国会議員や週刊誌の記者、更には地方の知事や市長とのやり取りが楽しめた.風力発電所の影響で病気になる人が増えたという陳情が話の発端だが、当初は松瀬だけが奮闘する状況で仕事自体に嫌気がさしてきた中で、その病気の原因らしきものが分かってきた.

    0
    2021年07月07日

    Posted by ブクログ

    もっと上手だけど、城山サン作品彷彿とさせ光る部分も。政治の世界、霞ヶ関、こんなに酷くは無いよと擁護したくなるも、後半は反動のようにオトコ達の世界展開。コロナのいま、厚労省、心削られ壊している人たちいるだろうなあ。

    0
    2021年06月16日

    Posted by ブクログ

    過重労働の日々の場面は読んでいて辛い。
    こんなブラックな実態は少しずつでも改善されているのだろうか。
    国民も文句ばっかり言わないで欲しい、少なくとも私は「居酒屋タクシー(古い?)」くらいでぶーぶー言わない。

    0
    2021年06月10日

    Posted by ブクログ

    厚生労働省を舞台に、官僚の世界をリアルに描いた作品。
    主人公の松瀬が仕事に忙殺される様子は、
    自分が社会人若手時代、(物理的に)最も忙しかった頃を思い出し、
    共感ができた。
    後半は「都合よくいきすぎる」感じは少々あるものの、
    心理を含めたリアルな描写と痛快な物語展開で
    楽しく読みきれた。

    0
    2021年05月10日

    Posted by ブクログ

    過重な労働を強いられる若手官僚の現場をリアルに描き出し、起伏に富むストーリーに仕立てた官僚小説。
    主人公・松瀬尊は30歳の厚労省キャリア技官。小説「官僚たちの夏」に憧れ念願の官僚となったが、その実態は深夜までの残業に追われるブラック企業顔負けの現場だった。
    ゆとり世代で無責任、能力不足なノンキャリの

    0
    2021年05月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前半は霞が関あるある、後半はファンタジー
    前半では霞が関の長時間残業の原因が全パターン寸分の漏れもなく語り尽くされている(と思う)
    シン・ゴジラをあるある目線で楽しんだ方にはおすすめ
    そんな幕の内弁当的なエピソードの積み重ね(しかもリアルなので結構細部が細かい)でやや食傷気味になってきたところで、物

    0
    2021年07月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    厚労省の30歳若手官僚の話
    肩書きは「係長」で部下がひとり。

    あれこれ兼務がかかっていて担当範囲が広い。

    部下をサボり癖と見ているので仕事が振れずに疲弊




    ●男社会で生き延びる女上司(課長補佐
    “ピリピリせずには仕事ができない。余裕がない。そんなの、裏を返せば能力がないことの証にしかならな

    0
    2022年11月13日

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