幕間のモノローグ

幕間のモノローグ

1,400円 (税込)

7pt

名演技に潜む「罪」と「罰」――ドラマや映画の撮影中、舞台の演技中に起こるさまざまな事件やトラブルを鮮やかに解決するベテラン俳優の南雲。――そこにはある秘密が隠されていた。『教場』の著者が、芸能界に生きるものたちの“業”を描いた連作短編ミステリー。「辞めたい」という俳優に、自信を取り戻させた不思議な練習方法。「斬られ役」の俳優が、なぜかカメラに背を向けて倒れた理由とは。俳優のマネージャーが「わざと」自動車事故に遭ったのはなぜか。脚本家に「下手だ」と思われていた俳優を、なぜ南雲は主役に抜擢したのか。南雲の狙いは何だったのか。彼にはなぜ真実が見えたのか――。

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幕間のモノローグ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年01月31日

    教場の俳優バージョンなのだろうけど、終盤で煙に巻くようなカラクリが露見し、肩すかしをくってしまうかのように終ってしまう。アクターズスクールの生徒さんが登場してくるが唐突な感じで混沌としたストーリーなのだが心ひかれてしまった自分にびっくり。長岡ワールドの虜となってしまったのだろう(笑)

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    Posted by ブクログ 2021年04月11日

    行間から立ち上る緊迫感。緻密に仕掛けるトリック。南雲の鋭い観察眼と洞察力には舌を巻いた。風間教官とはまた違う魅力でカッコいい。心理学的要素を含むストーリー。

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    購入済み

    小粒で心地良い連作

    匿名 2023年08月10日

    南雲さんが、周囲の俳優たちの日常の小さな時間を静かに淡々と解決していくお話。
    本当によく人のことを良くみていて、優しい人。

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    Posted by ブクログ 2021年07月13日

    教場に次ぐシリーズになるのか!アクターズスクールの俳優兼講師、南雲草介が何処からともなく登場して、謎解きとなる物語。博学的な説明は、これはメモしておこうかと思ってしまうことも沢山有りましたよ。

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    Posted by ブクログ 2021年04月26日

    長岡弘樹の最新作は、風間教場を彷彿とさせる俳優の卵を教える謎多き俳優南雲を主人公に教え子のサイドストーリーの短編8編という内容でした。
    さすがの人間模様を赤裸々に映し出す描写が、どの短編でもいかんなく発揮されており、鋭い洞察力で真相を見抜いていく南雲の姿がなかなか面白かったです!

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    Posted by ブクログ 2023年07月08日

    別の本の最後にある紹介ページで見つけた本で、なんとなしに読んでみたけど、長編だと勝手に思い込んで読んでたのでしっくりこなかった。短編集だと理解して読めば、一編一編は面白かった。連作短編集というには分かりにくい気もしたけど。

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    Posted by ブクログ 2022年01月04日


    教場の著者が描く、芸能界を舞台にした連作短篇ミステリー

    ベテラン俳優の彼、ある日突然、脳梗塞になり、復帰が危ぶまられていたが、マネージャーとともに無事復帰を果たす。何か違和感を感じつつ、周りは彼に接するが……

    芸能界で巻き起こるさまざまな事件やトラブルを、鮮やかに解決、彼にはどうして真実が見え...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月10日

    芸能界で生きるものたちのさまざまな「業」がひしひしと伝わってくる。

    連作短編になっているので、頭を切り替えて読むのにちょっと疲れる感あり。

    現実…かと思われるさまざまな事件やトラブルの波に正直戸惑う。
    南雲は、いったい何者か⁇と感じさせる。
    俳優=心理学者なのか…。

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    Posted by ブクログ 2021年09月30日

    俳優養成所を舞台にした8編からなる連作短編集。
    ベテラン俳優でもあり、養成所の講師も勤める南雲草介が養成所で出会った若手俳優たちの身近な謎を解決していく。
    他の方のレビューにもあるように、完全に「教場」の俳優版。
    しかし、南雲に風間のようなカリスマ性もなく、全編通して、中途半端な設定のような気がした...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月03日

    アクターズスクールの生徒たちに起こる事件やトラブルを講師である現役プロ俳優・南雲草介が独特の手法で解決していく連作集。
    南雲の言動は一見奇異に思えるが、実は鋭く核心をついている。しかも生徒に寄り添う気持ちも込められている。
    南雲に「教場」の風間教官と重なるものを感じたが、あちらは厳しい規律で統一行動...続きを読む

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幕間のモノローグ の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    256ページ
  • 電子版発売日
    2021年03月12日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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