「本をつくる」という仕事

「本をつくる」という仕事

715円 (税込)

3pt

ミスを無くすためだけではない校閲。本に似合った衣装を着せる装幀。紙を本にする製本。本の声ともいえる書体。もちろん紙がなければ本はできない。そういった「本づくり」の舞台裏を私たちはあまり知らない。本を支えるプロフェッショナルの仕事に対する熱い想いを届けるために、彼らの言葉を聞きにいく。読めばきっと、見方がぐっと変わり、本が愛おしくなる情熱のノンフィクション。形のある本を愛するすべての人へ。

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「本をつくる」という仕事 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    本を読むとき、ブックカバーをつけず読むのが、本を作ってくれた方々の努力を称えるのだろうと思う。そして、自分の仕事も色んな人が色んなことをしてる。これを上手くまとめてほしいな。

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    2024年01月28日

    Posted by ブクログ

    どのインタビューもよかったのですが、新潮社の校閲の話がとてもおもしろかったです。「校閲は出版社の価値であり良心であるーー」という言葉にぐっときました。

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    2022年10月27日

    Posted by ブクログ

    「わたしの名前は「本」」と同じくらい、大事な本になりそう。
    「古くてあたらしい仕事」もそうだけど、自分の中の根底にある「モノ」や「カタチ」としての本を大切にしていきたい、という思いは一層強くなるばかり。

    「美しくなければ本ではない」その言葉にどれだけ救われるか。

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    2021年12月19日

    Posted by ブクログ

    「本を作る」と聞いて、著者や編集者、出版社ぐらいはすぐに思い浮かびますが、実際に”紙の本”が一つの商品として完成するには、多くのプロセスと、その作業に長じた専門家の存在があります。本書はそういう本づくりの裏方さんにスポットを当てたノンフィクションです。
    本書は各章1工程ずつ、活字、製本、活版印刷、校

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    2023年12月08日

    Posted by ブクログ

    製紙、印刷、装丁、活字…一冊の本を作るのに、こんなにも多くの人がかかわり、そしてそのひとりひとりの情熱やこだわりが交差しているのだと実感させられ、目の前にある本が今まで以上に尊いものだと感じられた。すべての章が興味深く、今すぐにでも本屋に行って一冊一冊本を手に取って眺めてみたいと思った。紙の本が永遠

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    2022年05月19日

    Posted by ブクログ

    生涯80年だとして、年間100冊読んでも8,000冊しか読めない。厳選された8,000冊、全てに書体・装丁・製本などの工程がある。

    この本を読むと1冊1冊の重みを感じる。読み心地、ページを捲る感覚、ジャケット。どれも拘り抜いたプロフェッショナルの塊。それを無意識的に感じ取り、本屋で手に取っているん

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    2021年12月15日

    Posted by ブクログ

    こういう、地味かつ地道な仕事をきちんとこなしていく人生はいいな。
    でもそれらが、職業として成り立たなくなっていく現実。
    電子書籍だけの問題じゃなく、紙の本は残っても、消えていくものがあるんだな。

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    2020年11月23日

    Posted by ブクログ

     本好き、特に「もの」としての「本」好きにとっては、本書各章に取り上げられている本に関わる仕事に、またそれに携わる人たちに、感謝や崇敬の念を覚えるのではないだろうか。 

     本書では、一冊の本ができるまでに、その舞台裏を支えている活字書体、製本、活版印刷、校閲、紙製造、装幀、エージェントといった仕事

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    2020年11月15日

    Posted by ブクログ

    本書は「もの」としての本を作るための技術と、本の内容に関するソフト面の作業が半々くらいの割合で書かれている。

    本を読むとき「書体」によって読みやすさの違いを感じることがある。
    「紙」自体は、色・厚さ・手触り・光の反射など本の善し悪しを決める重要な要素だ。

    活版印刷が前提の時代は、紙による印刷時の

    0
    2024年04月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本と一口にいってもそれができるまでに色んな人たちが関わり工夫を凝らしていることが分かった。当たり前のように読んでいる本を改めて深く読み、感じたいと思う。

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    2021年01月28日

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