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情報を組み換え、新しい価値を創る! 梅棹忠夫の「知的生産技術」、柳宗悦の「創作的蒐集」、岡本太郎の「対極主義」、ハラルド・ゼーマンの「構築されたカオス」。新たな価値をいかに生み出すのか。「価値」「文脈」「地域」「境界」「事故」「食」「国策」という七つのテーマごとに、現代美術に限らない「知的生産技術」としてのキュレーションの実践を読み解く。庶民の生活雑器を収集し独自の価値体系を築いた柳宗悦の「民藝」、博物館の資料展示の見せ方を刷新し賛否両論を巻き起こしたフランスの「ケ・ブランリ美術館」、インディペンデントキュレーターの誕生によって観光資源として多くの来場者を集めるようになった芸術祭、死後見いだされたアウトサイダーアートの偉業――。情報を組み換えることで新たな価値を生み出すキュレーションという営みは、誰もが情報生産者となりうる現代を生き抜くための創造的なヒントに満ちている。
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年12月04日
2022.12.04 とても刺激的で、多くを考えるきっかけになった。自分にとっては、とてもありがたい内容であった。価値や文脈、境界のキュレーションと、地域、食、事故、国策のキュレーションが並列に語られるべきなのか?微妙なズレを感じたが、それは読者サイドの理解不足なのかもしれない。いずれにせよとても...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月22日
これまで作品そのもの以外では、展示方法やレイアウトくらいしか気にしたことがなかったけれど、それ以外にも面白がるポイントがあると知ると、展覧会の楽しみが拡がる感じ。映画を監督で選ぶように、展覧会をキュレーターで選ぶ、という視点もあるかも。そして、自分自身も、自分がキュレーターになって拡張させていきたい...続きを読む
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