心が挫けそうになった日に(新潮文庫)

心が挫けそうになった日に(新潮文庫)

572円 (税込)

2pt

4.2

人生は挫折の連続だ。それを乗りこえていくのが人生ではないか。敗北をおそれず、勝利に甘えるな、と、小声で耳打ちするしかない。――この激動の時代をどのように生き抜けばいいのか。そして、生きていく上でのピンチをいかに克服するのか。不条理にみちた人生の危機からの脱出術を、自らの体験をもとに、深く丁寧に、そしてやわらかく伝える豊潤な講義録。『七〇歳年下の君たちへ』改題。

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心が挫けそうになった日に(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かつて「徹子の部屋」に五木寛之さんがゲストで出られた時、戦争の話になって涙ぐむ黒柳さんに五木さんが「貴女はまだ流す涙があるからいい」と話した言葉がずっと頭に残っていました。
    この本を読んで、五木さんの壮絶な忘れられない体験と共に生きてきた人生を思いました。
    話を聞いた高校生たちにも、今はピンと来なく

    0
    2023年07月08日

    Posted by ブクログ

    世界史も仏教も哲学も、盛り沢山だけど教科書には載っていないものが腑に落ちまくり。
    特に引揚者だからこその真実が随所にあり、一気に時代にひきこまれる。

    大戴礼記についての実父から教わった件は必読。

    0
    2021年03月14日

    Posted by ブクログ

    現代日本は識詞率が低いと書かれているのを読んで、はっと我に帰った。詩を詠むのは古臭い、分からない、難しいという意識が先行して詠まないが、五木さんの御本を読んで、詩の面白さがどこにあるのか、詩を通して異文化を知ることの魅力を感じることができた。
    詩を詠んだから何かが起こるわけではない。しかし識詞率が低

    0
    2021年03月30日

    Posted by ブクログ

    生きる力は日常の営みの中にある?
    そのささやかな触れ合いが、エピソードが自分を励ます。結局人との触れ合いなのかな。

    0
    2021年03月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     五木寛之「心が挫けそうになった日」、2021.2発行。視線を低くして生きる、それでも人間を信頼する、転がる石として生きる、の3つの章立てです。「70歳年下の君たちへ」を改題したもので、若者に対する著者の存念が吐露されています。私にとって一番心にグサッと響いたのは、敗戦時に囚人部隊を第一陣とする酸鼻

    0
    2021年08月23日

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