武家文化と同朋衆 ──生活文化史論

武家文化と同朋衆 ──生活文化史論

1,430円 (税込)

7pt

5.0

室町時代、足利将軍に仕え、将軍家のサロンにおいて、茶や華、香、室内装飾などを担当した同朋衆。目利きとして活躍した彼らは和歌、連歌、能楽など多くの芸能にも通じ、北山文化、応永・永享文化、東山文化の骨格を築いた。今に伝わる「日本らしさ」を生み出したアートディレクター的集団だったといえるだろう。彼らは能阿弥・芸阿弥・相阿弥など阿弥号を名乗っていたことから、仏教の宗派、時衆との関係が指摘されてきたが、時衆ではない同朋衆もいる。いったい彼らはどこから現れ、どのようにして文化の中心に立ったのか。同朋衆の実像に迫った類のない研究を文庫化。

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武家文化と同朋衆 ──生活文化史論 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    1990年三一書房版を読んだ。30年以上前に天文年間の文化の発展をまとめた研究をしていた人がいたんだな。
    会所の文芸としての室町の文化、それを支えた同朋衆、市中の山居と草庵茶湯、元々は芝居を見るでなく芝居で見るだったこと、外国人がパリのホテルでやった連歌とその時感じた羞恥心、寄合の芸能としての茶の湯

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    2024年05月18日

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