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会うたびに変わる供述。
二転三転する動機。
なぜ殺したのか、本当に殺したのか
是枝裕和監督、最新作。
小説で浮かび上がる「真実」のその先――
二度目の殺人を犯した男、翻弄される弁護士、そして鍵を握る少女…
待ち受ける“三度目の殺人”とは――
話題の是枝映画、衝撃の小説化
小説で浮かび上がる「真実」のその先――。
「本当のことを教えてくれよ」
――弁護に「真実」は必要ない。そう信じ、裁判に勝利するための“法廷戦術”を駆使してきた弁護士・重盛。
しかし、担当した事件の被疑者・三隅は、会うたびに供述を二転三転させ、重盛を翻弄する。
そして次第に明らかになる、三隅と被害者の娘の関係。
なぜ殺したのか。本当に殺したのか。本当に裁かれるべきは、だれなのか。
心の底から「真実」を求め始める重盛の前に浮かび上がるものとは。
Posted by ブクログ 2020年02月12日
映画
コレは弁護士と被告者と加害者の法廷の矛盾の話である。
法廷で本当に真実を炙り出し判決は本当に正しいものかという問いである。
様々なミステリーが物語織りなし、キリストの判決とダブル演出がある。
そこの新約聖書と三度目の殺人を重ねあわると面白い仮説が出て来る。正しくそれが本編で言いたい事、無実な...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月21日
「真実」
本当の事が最後までわからないで終わる。どうにでも解釈できるようで、だけど事実として殺人はあった。
自分に置き換えて考えてみれば、事実を100%の真実としてその時の感情や行動をも人に話せるだろうか?
無理な気がする。
相手によっては理解されようがない事は伏せるだろう。
相手によっては美化...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月19日
映画監督の「是枝裕和」とノベライズ作家の「佐野晶」の共著『三度目の殺人』を読みました。
映画の方は観ていないのですが、予告編を観ると面白そうだったので、期待して読みました。
-----story-------------
『そして父になる』の「是枝裕和監督」、最新映画。
出演・「福山雅治」、「役...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月04日
映画に納得がいかず, 小説に手を出してみた。
映画では感じることのできなかった心理描写があって分かりやすくなっていたけど, やはり映画のスタンスと同じで, 社長を殺したのが誰なのかは最後まで明かされないし, あの段階で犯人性を争うと言い始めた三隅の想いも語られないため, こちらで想像する他ない。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月05日
映画を観てモヤモヤしたので読みました。
読んでも事件の真相はきっとわからないんだろうなぁ...この作品がいいたいところは真相は何か?ではないんだろうなぁ...と思って読みましたが 映画を見終わった後と読後では少し印象が変わったかなっ...
活字にすると映画では何気なく観ていたところの情景や登場人物の...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月25日
ハッキリとした結末が分からないということで、それを良しとするか、モヤモヤするからイヤだという意見で真っ二つですね(笑)。
小説(映画)としてならば真実を明らかにして欲しいのは読者としては当然の感想でしょうが、でも実際の犯罪で全て裁判で真実が明らかになるの?と言われれば、いまだに分かっていない事件も数...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月27日
映画のノベライズ本である。
だから当然だとは思うけれど、読んでる間、頻繁に役所広司と福山雅治と広瀬すずの顔がよぎった。
映画のノベライズ本である。
だからなのか、小説として面白いのかは分からない。
三隅が、僕の頭の中で、役所広司の圧倒的な演技を伴って迫ってくるからである。
役所広司以外で、この役を...続きを読む
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