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人は、どのように他者と出会い自己を形成していくのか? さまざまな「私」 の衝突をどう調整しているのか? ジェームズの自己論、エリクソンのアイデ ンティティ論、ハーマンスの対話的自己論……多彩な理論から自己形成の本質 を解き明かす。
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Posted by ブクログ
自己形成の心理学―他者の森をかけ抜けて自己になる。溝上慎一先生の著書。自己形成は他者との出会いを通じてできるもの。他者の森をかけ抜けて自己になるという素敵なタイトルに本書の内容の本質が凝縮されています。
近頃はアクティブ・ラーニングで儲k……もといよくお見掛けする筆者だが、本業はこちら。「他者の森をかけ抜けて自己になる」の喩えがそのまんま著者のポジショニング概念をあらわしているといって過言ではない。自分が思っている自分と、他者から見た自分が整合性を保つように調整しながら、人は自己形成を行うのだという...続きを読む。著者は京大教授。高学歴イケメンだが独身。
心理学における先端的な自己理論の一つである「対話的自己」についての、極めて優良な入門書。 アイデンティティの議論、自己の議論、自己形成の議論…などが整理されている。 著者自身も相当に研究に行き詰まった中で、この理論に出会ったらしく、そうした著者の歩みや実体験も絡めて、非常に興味深く読める一冊。
副題の「他者の森をかけ抜けて自己になる」に ひかれて読んでみたものの その言葉の指し示すものは 私が勝手に思ってた薄っぺらな イメージとは違っていて もっと深いものでした。 しかし人間って ホントに孤独な生き物なのね。。。 自分で頑張って生きていくしかないのだわ。 とほ~
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自己形成の心理学――他者の森をかけ抜けて自己になる
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溝上慎一
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