全身翻訳家

全身翻訳家

715円 (税込)

3pt

食事をしても子どもと会話しても本を読んでも映画を観ても旅に出かけても、すべて翻訳につながってしまう。翻訳家・鴻巣友季子が、その修業時代から今に至るまでを赤裸々かつ不思議に語ったエッセイ集。五感のすべてが、翻訳というフィルターを通して見える世界は、こんなにも深く奇妙でこんなにも楽しい。エッセイ集「やみくも」を大幅改編+増補した決定版。

...続きを読む

全身翻訳家 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年01月29日

    トピックはバラエティに富んでいて、文章は回りくどくなく、オチもあったりしてすごく良い。
    わざとらしさのない、好きな感じの文章。

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月07日

    大変楽しく読ませていただきました。
    言葉や発音についても考えさせられる。
    言葉が発生するところが見られるという点で、子どもが欲しいなあと思った。

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月15日

    「やみくも」を全面組み替え、加筆訂正、そして新しいものをプラス。
    ということで、「やみくも」を買った人でも、損はなし。

    翻訳や言葉についてのあれこれを真摯に突き詰めるかと思うと、日常で出合った出来事にプチあっと驚く結末?があったり、思わぬ切り口での考察で「そうなのか」と発見させられたり、かと思うと...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年12月27日

    『明治大正翻訳ワンダーランド』を読んで以来。
    さすがだなあ、と思う。

    翻訳者のエッセイなら、先ごろ岸本佐知子さんの作品を読んだ。
    あれもとても面白かった。
    岸本さんのサービス精神と、稀有のキャラクターのなせる文章だった。

    こちらは、エッセイから伝わる著者の生活ぶりもすてきだが、翻訳者としての苦心...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月11日

     この本で初めて、鴻巣さんのことを知りました。今まで意識して読んだ、外国小説の翻訳者は、村上春樹さんを筆頭にみな男性でした。別に、男女は関係ないかも知れませんが、もしかしたら何か違いがあるのか知らん、とも考えます。今度、鴻巣訳の小説を何か読んでみたいです。

    0

    Posted by ブクログ 2012年06月13日

    この方の文章、かなり好きです。
    日常の描き方、言葉や文章の考察などおもしろく読んだ。

    外国文学にほとんど触れてこなかったことが悔やまれる。

    0

    Posted by ブクログ 2012年02月20日

    翻訳や日常にまつわるエッセイ。

    表現がとても豊か。話の流れも上手い。

    私もこんな文章が書けるようになりたい。

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月18日

    クッツェー『恥辱』を翻訳された鴻巣さんのエッセイ本。見慣れた世界名作文学の『嵐が丘』、『傲慢と偏見』、『ぼくを探しに』(シルヴァスタイン)、『風と共に去りぬ』、そこにいきなり『ロングテール』(クリス・アンダーソン)などなど、かつて読んだ本、見覚えのあるタイトルがぞろぞろ出てきて、そばで話を聞いている...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月25日

    翻訳家という生き方。

    翻訳について、子どもについて、生活について、昔について。その職業を選んだ流れみたいなのが見えるエッセイが面白い。また翻訳の歴史が見える話も興味深い。「スカーレットと江戸ことば」あの明日は明日の風が吹くと訳したのは誰かについて。歴史を辿っていく謎解きが、個人の歴史と重なり合うと...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年11月25日

    くすっと笑える、文章のうまいエッセイが並ぶ。
    同じ言葉をたくさん言い換えられたら、もっと表現の幅が広がりそう。
    「レトリカ  言葉百科」を読み返したくなった。

    0

全身翻訳家 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

鴻巣友季子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す