キャッツ・アイ

キャッツ・アイ

助けを求める若い女性の叫び声に、帰宅途中の弁護士アンスティが駆けつけると、そこには男女が激しく組み合う姿が。男は逃走、脇腹を刺された女性を運び込んだ近くの邸では、主人が宝石コレクションの陳列室で殺害されていた。事件は単純な強盗殺人に思われたが、被害者の弟ローレンス卿は警察の捜査に納得せず、ソーンダイク博士の出馬を要請する。本格推理に冒険的要素を加えた黄金時代ミステリ。

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キャッツ・アイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    フリーマンの代表作がようやく翻訳された。謎解きも冒険も面白いが、現代に通じるテーマもある。またウィニーが愛らしい。短編の砂丘の秘密にも登場してるとあったので読み返してみたがチラッと出てくるだけだった。

    0
    2019年02月24日

    Posted by ブクログ

    ソーンダイク博士シリーズ長編。
    語り手はジャーヴィスではなく、『赤い拇指紋』に登場したアンスティ弁護士である。
    アンスティが刺された女性を助けたことから殺人事件に巻き込まれる。強盗殺人と思われたが、被害者の弟は納得せずソーンダイク博士が出馬することに・・・
    ソーンダイクといえば地味にコツコツ科学捜査

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    2022年06月05日

    Posted by ブクログ

    法医学者ソーンダイク博士を探偵役とするシリーズ長編。シャーロック・ホームズと同時期に活躍した探偵だが、作中、徹底的な科学捜査を駆使する手法は今回もお見事。同じモチーフを(例えば指紋の話など)ここまで複数作繰り返し使いながらも、見せ方を替えて話の筋に生かしてくるところが凄いで。(同じ素材でも複数の調理

    0
    2019年02月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「オシリスの眼」と同じ作者だったので。

    またもや零落したご婦人を助けるお話。
    しかも今回は直接的危害、
    逃げようとした殺人犯に刺されたり、
    毒入りチョコを贈られたり、
    弟が怪我をしたと呼び出されて殺されかけたりと、
    かなり危険な目に遭ったご婦人を助けられて良かった。

    ただし、2番目と3番目の危険

    0
    2024年04月23日

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