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裕福に暮らすチト少年.お父さんが兵器を作る人だったことを知り,驚きます.じぶんが不思議な〈みどりのゆび〉をもっていることに気づいた少年は,町じゅうに花を咲かせます.チトってだれ?
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Posted by ブクログ
チトは、親指で世界を変えようとした。 チトの裕福な暮らしは、お父さんが兵器を作ることで成り立っていた。とっても賢いチトが、その親指でなにを叶えたのか。 これは…大人の方が好きな児童書かもしれない。
植物に、いかに価値があるかを学べた。 みどりのゆびを持つテト。その、ゆびを使うことで植物を生やし、戦争などの社会課題解決を、ほっこりと解決していく。 本の中にはそれぞれの植物の特徴を活かして話が描かれており、植物1つ1つと向き合っているのが温かい気持ちになった。 本の世界のように、自然と一緒に...続きを読む、ハッピーに色んな問題を解決できればいいのに。
ミルポワルという町に、みんなからチトと呼ばれる小さな男の子がいました。金色の髪はカールして、目は大きく青く、頬はつやつやとばら色でした。おとうさんもおかあさんも美しい人で、家は大きくピカピカです。おとうさん氏は大きな工場を持っていました。その工場で作る鉄砲や大砲を世界中に売っていたのです。 チトは、...続きを読む料理担当のアメリー、召使いのカルロス、庭師のムスターシュおじさん、工場監督のかみなりおじさんたちから色々なことを教わります。なかでもムスターシュさんとは特別な秘密を共有しています。 チトは、隠されていた種に触れたら芽を出させる「みどりのゆび」を持っていたのです。 ミルポワルの町を見て回ったチトは不思議に思います。どうして刑務所はこんなに寂しいの?どうして貧しい人たちはボロボロの家に住んでいるの?どうして病気の人は天井だけを見ているの? 生きるには「望み」が大切だとチトはおもいました。その人達を愛すれば希望を持てる?お花を咲かせたら?きれいになってきっといい気持ちになるよ。 チトが咲かせた花は、ミルポワルの人々の気持ちを変えていきます。 そのころおとうさんの工場は大忙しでした。 2つの国が戦争を始めたのです。 どうして戦争なんかするの?弾の代わりにお花を咲かせればいいのに。 チトは「みどりのゆび」を使って戦争をやめさせようとします。 == とても幸せな生まれの男の子が、みんなを幸せにします。ラストは少し切ないような。 言葉もお話も優しいのですが、名前やたとえに皮肉さが感じられます、さすがフランス人 笑。 この世は一つの面だけでは有りません。紳士のおとうさん氏は死の商人、厳しいかみなりさんはチトが困ったときは愛情で決断する、争いが起きた時好きな相手と味方をする相手は違う、規律とは人を縛るのではなく人を幸せにするもの…。 チト少年は、誰だったのでしょう?
大人になって初めて読みました。チトが戦争について質問する場面、特に心に残りました。 「戦争はおそろしいと、ぼくが考えたのは正しかった。ハンカチをなくすみたいに、じぶんの国をなくすこともできるんだから。」「この世の中で規律をいちばんみだすいやなやつ、それは戦争だ、とチトは考えました。なぜなら、だれも...続きを読む、いちばんたいせつなものを戦争でうしなうからです。」 「戦争反対を花で」 少年チトが自ら考え、行動する姿に勇気づけられました。この本に出会えて良かったです。 ロシアとウクライナの戦いが続いている今、世の中の人みんなに読んでほしい。
好きな本を再読。 この物語は、大人の方にも読んでもらいたい。 訳者のことばにあるように 「『星の王子さま』と共通するフランスの童話の特徴、はなしの筋よりもきめの細やかさ、詩的な雰囲気や言葉のおもしろさが作り出す、宝石のように美しい文章」に浸れます。 そして何より、チトに出会えたことが嬉しい。 愛さ...続きを読むずにはいられない。チトのまっすぐな言葉にハッとさせられる。(星の王子さまもそうだった) 「みどりのゆび」の持ち主のチトは、町中に花を咲かせ現状を変えていく、人の心も変えていく。 自戒を込めて、古い考えに凝り固まった大人よ、子どもの言葉に耳を傾けよう。 挿し絵がまたとても良い。
チト少年の温かさが凍った私の心を溶かしてくれる処方箋のような本。世界で一番ステキな植物の使い方でみんながこんな風に思い合っていられたらいいのに、と思う。初心に戻りたい時にいつも読み返す。
小学校になじめず、宮殿のような自宅で敎育を受けるちょっと変わった男の子チト。友達は馬と庭師のおじいさんだけ。ある日彼は、好きな場所に、好きなタイミングで、好きな植物をにょきにょきと生やすことができる「緑の指」を持っていることに気づく。管理社会化が進む戦後のフランスで書かれた、植物を使った牧歌的なテロ...続きを読むで社会機能を平和的に麻痺させていく反戦児童文学。 『星の王子さま』が好きな人が、その次に読むといい本。
主人公のチトという男の子が、自分の「みどりのゆび」を使って「どうしたらみんなが不幸にならないですむかな」と行動していくところがおすすめです。
小学生の頃に読んだ本で一番覚えている本。説教臭い内容なんだけど、主人公チトと馬のジムナスティックの関係に切なくて愛しい気持ちになる。 ーーーー 子どもの反応@9歳11ヶ月:本棚に置いて1週間。未読。
「小5の姪っ子のクリスマスプレゼントに なんかいいのない??」とHさんからお問い合わせをいただきました。 なんの虫の知らせか、めずらしく児童書を読んだばかりでした。 当店のワークショップや道新文化センターでポタジェ(家庭菜園)講座をされている藤井純子先生が、ぼそっと「あみちゃん、これいいよ」って、 ...続きを読む置き土産ようにおっしゃられていたお言葉がひっかかってたのです。 そこでHさんの登場。 「願ったり、叶ったりです。 純子先生は学研の「野菜びより」という雑誌で何度も特集されるほどの方なので、そういった意味でも間違いありませんし、 内容はわたしが保証します。」とお返事を。 野菜ソムリエ ポタジェ.アドバイザー 藤井純子さんオススメの一冊です。
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みどりのゆび
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