花づとめ

花づとめ

1,353円 (税込)

6pt

4.0

現代詩の前衛にして、加藤楸邨を師と仰ぐ俳人。また、芭蕉、蕪村、藤原定家の独創的評釈で知られる古典探究者。昭和46年から48年、芭蕉の連句評釈に心魂を傾ける傍ら、二巡りする四季に寄せて万葉から現代俳句まで、秘愛の歌へのオマージュを「季節のうた」として書き続けた。俗解を斥け、鍛えぬかれた言葉で読み解く103篇の短章は、正に「秋水一閃」の達人の技を思わせる。

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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     春の岬旅のをはりの鴎どり
     浮きつつ遠くなりにけるかも

    三好達治の処女詩集「測量船」巻頭を飾る短歌風二行詩。
    昭和2-1927-年の春、達治は伊豆湯ヶ島に転地療養中の梶井基次郎を見舞った後、下田から沼津へ船で渡ったらしく、その船中での感興であると紹介されている。
    梶井基次郎と三好達治はともに大阪

    0
    2023年02月10日

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