ダリウスは今日も生きづらい

ダリウスは今日も生きづらい

2,640円 (税込)

13pt

※この作品には販売期限があります。2026年01月21日を過ぎると販売を終了致します。

イラン出身の母と白人の父をもつ、ペルシア系アメリカ人のダリウス。家でも学校でも疎外感を覚える彼は、母の故郷ヤズドを家族で訪れることに。そこではじめての友達を見つけ……。アメリカの様々な年間ベストブックスに次々と選出されたベストセラー! 民族、人種、性的指向、うつ病、多重のアイデンティティに悩む16歳の青春物語。

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ダリウスは今日も生きづらい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。間違いなく2022年読んで良かった本の上位!
    登場人物の名前や、行事や料理名が最初は全然頭に入らなかったけれど、もう途中からは色とりどりのイランに行ってみたくてたまらなくなっていた。彼の今後に希望を見出せる終わり方もとても好き。続編も絶対に読みたい。

    ダリウスの抱える閉塞感、祖父

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    2022年10月15日

    Posted by ブクログ

    イランが舞台の話だか、出てくるのはゾロアスター教徒とバハーイー教徒。アザーンが響き渡る中で、街を眺める光景が、行ったことないけど目に浮かぶ。世界観に没入できた。

    ダリウスとお父さんとの関係。初めてできた親友ソフラーブとのやり取り。そして脳腫瘍を患い、死期の近い祖父との距離感。それらが全部、印象的だ

    0
    2022年07月01日

    Posted by ブクログ

    高校2年のダリウスは、ポートランドにアメリカ人の父とイラン人の母と8歳の妹と暮らしていたが、ペルシア系という民族事情のために、学校ではいじめられることはあっても友だちはいなかった。7歳の時から始めたサッカーも、うつ病と薬のために12歳でやめてしまった。
    父親は建築家で、金髪碧眼の白人。ダリウスが、中

    0
    2022年02月01日

    Posted by ブクログ

    米国人の父とイラン人の母を持つ、米国の高校生ダリウス。生まれも育ちもポートランドでイランに行ったことはないのに、学校ではイランの出自をからかわれ、「自分の国」のことを知った方がいい等々言われる。かといってペルシャ語も出来ず、イランの祖父母とスカイプで話すのはなんだか気まずい。父親には全てに失望されて

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    2021年02月20日

    Posted by ブクログ

    タイトルからどんな話だろうと興味を持った。
    高校二年生のダリウスは、米国人の父とイラン人の母、可愛い妹とポートランドに住んでいるが、日常生活に生きづらさを感じている。
    脳腫瘍の祖父を見舞うためイランのヤズドを初めて訪れる。

    最初は読みづらかったが、テヘラン空港に着いたあたりから俄然面白くなり、税関

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    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    イラン人の母と白人の父を持つ16歳の少年ダリウスは、いじめを受けているうえに鬱病も抱え、とにかく生きづらい。
    祖父の病気を見舞うため、数か月イランに行くことになり、そこで親友ができたことをきっかけに人生の感じ方が少しずつ変わっていく。
    ダリウスの心情が丁寧に綴られている。美しいイランに行ってみたくな

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    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    イラン人の母とアメリカ人の父を持つ高2のダリウスは顔つきの所為でちょっかいを出されたりするけどイランに行ったこともないしペルシャ語も喋れない。しかも遺伝で酷い鬱を持っている。しかしイランの祖父の体調不良で初めてのイラン旅に家族全員で向かうことになる。この旅が彼のアイデンティティを擽り、また無二の友達

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    2022年03月01日

    Posted by ブクログ

    とてもよかった。異文化体験が大きな核になっている、ユニークな物語。

    読んでいるあいだはずっと、鬱で薬物治療を受けているのに、母の故郷で家族と一緒だとはいえ、いきなり見ず知らずの土地にほうりこまれるのはきびしいなと思っていた。また、同じ病気を経験しているはずの父が、折に触れてずいぶん無神経なんじゃな

    0
    2021年07月27日

    Posted by ブクログ

    鬱病との付き合い方、周りの人間との向き合い方。
    ソフラーブがいいヤツすぎて、こんな人間いるか?と思ってしまうが、主人公と彼の友情も爽やかで良かった。

    0
    2021年05月06日

    Posted by ブクログ

    鬱を抱えて生きる少年、父親も鬱を患っている。
    母親の古里イランへ、脳腫瘍の祖父を見舞い、友人ができて、少し微妙に変化していく。
    でも、スタートレックとか、若者文化に少し
    触れていないと、難解に感じる。

    0
    2021年03月27日

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