鏡の中のアメリカ――分断社会に映る日本の自画像

鏡の中のアメリカ――分断社会に映る日本の自画像

1,760円 (税込)

8pt

4.0

本書の鏡に映っているのは、過去に膨大な書物のなかに見ていたアメリカであり、そのアメリカを通してみる日本の姿だ。

岩倉使節団の一員・久米邦武『米欧回覧実記』や、江藤淳『アメリカと私』を頼りに、サンフランシスコを歩き、アーリントン墓地を訪ね、大陸横断鉄道に乗る。
否応なく関係を迫られる大国アメリカ。
過去の日本人がどうアメリカを見、刺激を受け、自己規定をしていったのか。
過去と現在を行ったり来たりしながら、アメリカを通して日本のこれからを考える歴史エッセイ。

——僕らは一五〇年以上、翻弄されつづけている。

【目次】
Tokyo,Haneda,August 19,2019
旧グランドホテル前にて
開国とはなにか
即ち日本士人の脳は白紙の如し
一七年ぶりの再会
分断社会
ジョージタウン大学での講義
講演会の日
Pearl Harbor,December 7,1941
私の保守主義観
カリフォルニア・ゼファー
最後のサンフランシスコ
あとがき

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鏡の中のアメリカ――分断社会に映る日本の自画像 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    表紙とサブタイトルから生じた、なんとなく小難しいのかな?などというイメージは全くの杞憂であった。とても正直な旅行記。岩倉使節団をトレースしていくような旅路で、過去が浮き上がってくるよう。

    また、リアルに肌で感じる日本とアメリカの違い(戦争、銃など)に、やはり行ってその場の空気を吸わないとわからない

    0
    2021年04月15日

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