シリアで猫を救う

シリアで猫を救う

シリアの商業都市アレッポに生まれ、電気技師として働いていたアラー・アル=ジャリールさんは、内戦が激化するなか、負傷者や市街地に取り残された猫の救出活動を開始します。
その活動は、報道をつうじて世界中の人たちに知られるようになります。
そしてFacebookでつながった人たちからの支援を受けて、「サンクチュアリ」と呼ばれる猫の保護施設をつくり、空爆で傷ついた猫たちを保護していきます。
自らの危険もかえりみず、人間やどうぶつたちの命を必死に守るアラーさんの活動をつうじて、シリア内戦の悲惨な現実、戦争の愚かさを訴えかけます――。

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シリアで猫を救う のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    この本に出会ってよかった。
    リアルな戦争描写で、読み進めるのが苦しかったし、世界情勢が不安定になってきたから日本も戦争が起こるかもと思って不安が強くなったけど、読めて幸運だったのかもしれない。後悔しないように生きれるまで生きようと思った。自分の生き方が変わった。

    0
    2023年01月08日

    Posted by ブクログ

    アレッポにおけるシリアの内戦の様子を、その始まりから現在に至るまで、人と動物の救助活動を続ける本人が語る。本人へのインタビューをもとにイギリスのジャーナリストがまとめたものだが、とてもよくまとまっていて読みやすい。非常に厳しい状況を率直に語りながら、本人の前向きな姿勢に力づけられる。

    0
    2022年02月26日

    Posted by ブクログ

    行き場のない多くの難民を生んだシリア内戦。悲惨な内戦だとは知りつつも、遠い国の出来事ゆえあまり深く知ることはしなかった。
    そんな激戦地で医療従事者でもないただの一般市民が取り残された猫や犬たちの救助をし、「アレッポのキャットマン」としてその活動が広く支援を集めていることをこの本で初めて知った。
    自然

    0
    2021年09月30日

    Posted by ブクログ

    シリア内戦は多くの悲劇を生み出している。
    苦難に満ちてはいるが、しっかりと生きること生かすことへの生の声が読み取れる。
    改めて戦争戦闘が一般市民の普通の生活を地獄へ追いやる不条理を感じさせる一冊。

    0
    2021年01月06日

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