ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
2009年、日本で初めて、〈刑務所〉で盲導犬候補の子犬を育てる試みが始まった。試行錯誤のなかで、犬との出会いは、〈受刑者〉だけでなく、まわりの人々をどのように変えていったのか。動物との絆に秘められた可能性とは。人生を根本的に生き直すとは。この試みの立ち上げから7年以上にわたって取材を重ねてきた著者が綴る、希望の書。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
島根県にある刑務所"島根あさひ社会復帰促進センター"は、一般の刑務所とは異なり、受刑者の出所後の社会復帰に力を入れるため、教育プログラムと職業訓練プログラムが充実している。 そのプログラムの1つが、"盲導犬パピー育成プログラム"。盲導犬候補とし...続きを読むて生まれた子犬たちを、受刑者(訓練生と呼ばれる)たちに託して育ててもらうというものだ。 この本は、2009年4月から始まったこのプログラムの1期生の訓練生たちの変化や成長、3匹のパピーたちとの絆を描いたものである。 一般家庭が引き受けるパピーウォーカーの存在は知っていたが、"刑務所で盲導犬を育てる"ということが興味深かった。読む前にちょっと疑問に感じた、「刑務所で子犬が育ったら、車に乗ったり公共交通機関に乗ったり、普通の社会生活が体験できたりしないんじゃ?」ということも、週末だけ子犬たちを一般家庭が預かる"ウィークエンド・パピーウォーカー"というシステムでカバーできるそうだ。 子犬たちが訓練生たちやウィークエンド・パピーウォーカーの二重の親たちの愛情を一身に受けて育つこと、訓練生たちも子犬からの愛情を感じてこれまでの生き方や姿勢から少しずつ変わっていくこと。"子犬が刑務所で育つ"ということが、子犬にとっても訓練生にとってもウィークエンド・パピーウォーカーにとっても、誰にとってもプラスの側面が見られて良かった。
犬が人を育てる 犬が人の善を引き出していく 犬が人を導いていく 刑務所 盲導犬 生き直し これほど極上の三題噺はないでしょう と 思われるのですが 見事な「事実」に引き込まれていきました この「パピー・プログラム」は アメリカが発祥の地であるらしい のですが これを提唱し これを実践して...続きを読む行かれた 原初の風景が この一冊にも垣間見られるような 気がします
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
〈刑務所〉で盲導犬を育てる
新刊情報をお知らせします。
大塚敦子
フォロー機能について
「岩波ジュニア新書」の最新刊一覧へ
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと
ギヴ・ミー・ア・チャンス 犬と少年の再出発
シリアで猫を救う
動物がくれる力 教育,福祉,そして人生
試し読み
はたらく地雷探知犬
「大塚敦子」のこれもおすすめ一覧へ
▲〈刑務所〉で盲導犬を育てる ページトップヘ