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志賀倫成は、大手出版社の雑誌『週刊春潮』の副編集長。スキャンダル記事に自負を持ち、充実した編集者生活を送ってきた。しかし、大学生の息子・健輔にストーカー殺人を犯して自殺したという疑いがかかる。彼の幸福は崩れ去り、取材対象からも罵倒される日々に精神がすり潰されていく。だが被害者遺族である奈々美と出会い……。圧倒的筆致で真実と愛を描く、傑作ミステリー(解説・西原理恵子)。
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Posted by ブクログ
加害者家族と被害者家族それぞれの辛さが描かれていて悲しい.....切ない..... マスコミの行き過ぎた取材やSNSによる誹謗中傷に晒されてしまう怖さも....
WOWOWドラマを先に観てから読みました。ドラマはかなり原作に沿って作られてるのが分かって、WOWOWドラマやっぱり凄いってなりました。
善意の暴力とか、無駄な正義とか、いろいろ考えた。自分にそれらが向かってきたら?とても恐ろしい。 途中、どうにも辛かったが、読後感は良かった。
「被害者が突然加害者になり、加害者が被害者になりうる」、とはこの小説にある言葉だ。被害者も場合によって誹謗中傷、嫌がらせなども被る場合もある世の中なのだ。世の中の情が薄っぺらく細く狭くなったことで、ちょっとした世の中の矛盾にでも憤りを感じる人が増えているのは頷ける。特にTwitterやSNSでの一言...続きを読むが最も簡単に悪夢に引っ張り込み、引き込まれるのだ。人は弱者には何事も強要したがる動物なのか。
今の時代によくあっているなと思った。傷口が見えないから平気で傷つけられる。本当にその通りだと思った。自分だけが被害者、自分だけが可哀想なんて思うもんじゃないなと。弱いものいじめて何が楽しいんだかって思うけど、結局人間の恥ずべきところかつ真理なんやなって思う。
他人を傷つけて平然と していられるのは、 その惨く痛ましい傷口 が見えないから。 私も正義の名のもとに 知らず他人を傷つけて いることがあるのかな ・・・ 場の雰囲気に呑まれて 笑っているだけでも、 他人を傷つけてしまう ことがある。 自分たちは正しい!と いう思いこみ。 その考えや行い...続きを読むは本当 に正しいだろうか。 善悪は単純なものでは ない。 そもそも、正義は人を 傷つける理ではない。
登場人物みんな図太いな〜 奥さん、めっちゃ取り乱してめんどくさいやつみたいな扱いされてたけど、冷静に考えたら1番普通の感覚持ってる人やん。 奥さんが脆いんじゃなくて、周りがたくましすぎるだけ。 正義という名を借りた悪意が多すぎて、正義って言葉の格落ちてるよな。言葉・正義ちゃんかわいそう。 正義を大...続きを読む義名分にして人を傷つける人たち、自分たちは正しいことをしてるって感覚なのが怖いよな。それだけ止めるのが難しくなるもん。自分も気をつけないとな。
加害者は、当の本人であって、その家族が必要以上に非難されるのはなぁ〜 確かに事件の被害者からは仕方ないかもしれんし、諦めも付きそうな気もするけど、赤の他人からは… 実の息子が加害者やったら、育て方とか色々言われるし、自身も悩んでしまうけど… 済んだ話で終われるものでもないし… 生きててキツいわな… ...続きを読む 赤の他人である当事者と無関係の人らはある事ない事を批判する。今時は、SNSあるから余計に… 匿名だと思い込んでるけど、特定されんねんで!無茶すると! 更に、加害者だけやなくて、被害者の家族もやられんねんな… 世間はどうなってんの? ただ、他人事なんで面白いだけなかな? しかし、家にまで来て、落書きするとか、どういう神経してるんや?って思ってしまう。そこまでなんで、するん? 理解不能や… 残された加害者、被害者家族は、辛すぎる〜 話的には、急展開のハッピーエンド? ホッとはするけど… 失ったものは大き過ぎる…
初めての中山七里著の作品で面白く読めた。 志賀倫成は週刊春潮の副編集長でスキャンダルネタの記事を担っていて忙しい日々を送っていたが、突然大学生の息子健輔がゼミの女性教授夫妻を殺して自分の命も絶つ事件が起きる。志賀は事件を追う立場から一変して殺人犯の親父という事で記事対象となる立場に変わり職場でも冷...続きを読む遇される様になる。私生活も一変して被害者の遺児となった中学生の奈々美から報復を受け、誹謗中傷の嫌がらせを受ける息子を亡くした妻との生活も上手く行かず妻は実家に身を寄せ1人暮らしとなる。そんな生活の中、奈々美が学校で虐めに遭い、家も同じ様に嫌がらせに遭っている状況を目にして虐めの対処に関わる様になり、少しずつ加害者、被害者遺族間で心が通じ合う様になる。志賀は事件を追う刑事を横目に生前関係が希薄となっていた息子健輔の親交のあった学生と遭い殺人動機の真実を調べる。そんな状況で被害者奈々美宅が火事に見舞われ志賀は奈々美の助けに向かい最後は、刑事から殺人真犯人が健輔のゼミ仲間で中国からの留学生でお金に困った動機による犯罪と報告を受ける。遺族として知合い最後は冤罪と分かった志賀夫妻と遺児奈々美の今後の希望で終える。
オススメされた一冊 ラスト怒涛の展開でハッピーエンド? 大切な家族を失った新しいファミリーの始まりなのかな?期待が残るラストでした
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中山七里
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