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Posted by ブクログ 2021年01月10日
それぞれの時代の哲学者のそれぞれの思想を紹介するのではなく、ある事柄に関して、それぞれの時代の哲学者は、どのように考えたかを軸に紹介している。
従って、それぞれの哲学者の違いは理解できるにしても、各哲学者の思想を知れる訳ではない。
また、代表的な著作が紹介されている訳でもない。
読み進めるのには、...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月03日
上巻に続きテクスト自体は難解だったが,各哲学者の思想については噛み砕いて説明してあると思う。
特に後半について,例えばウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」にほとんど触れていないなど,哲学者の思想の展開よりは存在論など特定のテーマからの記述が目立つ。しかし,哲学それ自体の流れや,各哲学者のスタンスな...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月26日
上下巻を合わせて久しぶりに体系だった哲学史を読んだ。ただし著者も書いているとおり、限りある紙数から著者の重要だと思われるポイントだけに絞って書いているので、全哲学的思想を網羅しているわけではなく、一部分の切り出しなので完全な理解は到底無理。また、哲学者同志の人間関係に関する記述が頻出したり、後世哲学...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月29日
本書は西洋哲学史を体系的に説明するものではなく、西洋哲学史の基本的な知識を持つ人を対象にしてより一歩踏み込んだところについて書いたものである。そういう意味では、少しわかりづらい面は正直あるが、より一歩踏み込んだ考察は、それはそれで勉強になるし面白いので、読んで損はないと思う。
本書と前編を通じで、物...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月19日
【デカルト】
私は考えるコギト 私が存在するスム
スムの不可疑性と神の絶対性→デカルト形而上学
スピノザ「心身の結合と精神自身の原因を探しあてることができず、神へと退却した」と避難(エチカ5部序言)
→ゲーリンクス「機会原因論」スピノザ「並行論」ライプニッツ「予定調和説」
【近代形而上学】
【...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月01日
院試の対策をするにあたって、全体の流れをつかむのに使用した。古代・中世を扱った前巻より雑な印象。さすがに新書で近世から現代をカバーするには無理があるのか。ニーチェなどは一般の人にも人気がありそうなものだが、ほとんど記述がない。かと思えば全く知らないような哲学者にそこそこの紙面が割かれていたりもする。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月16日
-2007.03.12
「近代から現代へ」
1-自己の根底へ
「無能な神の観念は、有限な<私>を超えている」-デカルト
2-近代形而上学
「存在するすべてのものは、神のうちに存在する」-スアレス、マールブランショ、スピノザ
3-経験論の形成
「経験にこそ、いっさいの知の基礎がある」-ロッ...続きを読む
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